この間、ゴッドファーザー part1を見た。実は高校生の頃、TSUTAYA100選で100円セールをしていた時期に、一度DVDで借りた作品で、その時は上映時間175分の長さに負けてしまい、ちゃんと見ずに返してしまった記憶がある。そして、最近再び借りてみた。
そしたら、なんでこんなに素晴らしい映画を見ていなかったんだろう。そう思った。

ゴッドファーザーは名作と呼ばれるマフィアの抗争のお話。少し長いが、きちんと話が描かれていて、見るものを見せつける。
高校生の頃は淡々としているなーっと思ってしまっていたが、ものすごいドラマが描かれている。
それはファミリーの愛。今ではよくある話なのかもしれないが、それが緻密に描かれていて、ドップリとコッポラ監督の描くマフィアの世界に浸かってしまった。
しかし、こういう完成度の高い作品を見せられると、中途半端な映画ではなかなか満足できなくなる。

実はpart2も借りていて、見ようと思っていたのだが、200分という長さにビビり、忙しさもあり、全く見ずに返してしまった(笑)

早く見たいのだが、自分の本番が実は近い。


そう、今、僕は、自分の大学で「マコッティファミリーの抗争」とかいう、とてもくだらない芝居をやっている。作・演で。ゴッドファーザーが大好きな人には、バカにされるような作品かもしれないが、真剣には取り組んでいる。

ゴッドファーザーはファミリーの仲は深いが、マコッティファミリーはファミリーの裏切りの連続である。それをコメディタッチに取り組んでいる。

そして、今、楽しい。僕は自分の作・演に対し、あまり自信はないし、これから頑張って続けて行こうとは意気込みはしないけれど、こうやって芝居作りが楽しくできるってのは幸せなことだなぁと素直に思いやす。
素直に演劇と友達になっている感じというか。
役者やってる時は、武器にして戦っているような感覚なのですが(上手く扱えているかはともかくとして笑)

こう、試行錯誤しながらも、役者のみんなと一緒に積み上げている感覚が、非常に楽しいのです。

これからものほほんとしながら、たまにこうやってなんかワチャワチャしたのを作れたら楽しいなぁってちょっと思います。



おわり