今日はサンシャイン劇場に「ロッキーホラーショー」を観に行きました。古田新太さんや岡本健一さんが出演しています。前に芝居で共演した中村倫也さんも、藤木孝さんもローリーも。この芝居は昔から好きで、日本でやった舞台は四回観てます。砂防会館とシアターアプルとパルコ劇場で観てますが、今回の舞台が映画に一番近い演出だったと思います。日本では、藤木孝さんとローリーのフランケンを観ましたが、今回二人とも別な役で出ているのも興味深かったです。藤木さんは25年前にフランケンをやったんです。私観ましたが、その年、その作品で菊田一夫賞貰ったはずです。岡本さんも流石切れ味が良く色っぽくて素敵でした。古田さんのフランケンは妙に生活感があってキッチュでおっさんくさくて今までのフランケンと全然違いました。大笑いしました。

 20歳になってたかなってなかったか?初めて「ロッキーホラーショー」を映画で観た時は本当に興奮しました。あんまりおもしろくて二回観に行ったのを覚えています。劇団を旗揚げした時に随分影響を受けた映画でした。映画館なのに観客が一緒に踊ったり、雨のシーンで一緒に新聞紙をかぶったりしていたけれど、今日もお客様が昔と同じようにそれをやっていました。しかも、役と同じ扮装をしているお客様が沢山客席にいたんです。休憩時間に一緒に写真を撮って貰いました。その写真をブログに載せたら良いんでしょうが、やり方がまだ分かりません。分かったら載せますね。

30年くらい前と同じ作品。30年くらい前と同じような乗りの若者たち。なんだか時が返ったよう。またまた自分の歳が分からなくなってしまいました。私も客席で踊らずにはいられませんでした。