唐さん!お疲れ様でした!そして本当にありがとうございました!


唐さんのお通夜ではNHKのアナザーストーリーがエンドレスで流れていて、

最初に中村勘三郎さんの舞台の映像がアップになり、勘九郎さんの言葉が流れます。

唐さんのテントに憧れて平成中村座を勘三郎さんが立ち上げた話から唐さんのこれまでの演劇人生が甦る演出です。


真っ赤な薔薇の祭壇といい、まるで唐さんの演出のようだとお経を読んでいた雑司ヶ谷、鬼子母神の法明寺の住職がおっしゃいました。
いつものおしゃれな帽子を被った唐さんの棺を見ながらお経を読むのは悲しくて涙が止まらないと。まさかこんな日が来るとは!と。


親しかった勘三郎さんとの出会いも唐さんが繋げて下さったことを改めて思いました。

唐さんは、本当に亡くなってしまいました。

唐さんの冷たい小さい手を握って50年の夢が全身に沁み込んで皮膚に溶け込みました。
本番中の唐組の皆さん頑張って!
去り難く、写真を撮らせていただいた演劇の仲間たち。

柄本明、川村毅、木野花、銀粉蝶、宇梶剛士さんら。