自然に生かされて

街で暮らしていると その意識の中にいる
自然の中に身をおくと 意識が変わりゆく
それは身体をとおしておこなわれるのだろうか

いのちを授かり
いのちが育み
それは意識を通じておこなわれる

やがていのちは果て
次の命へと
意識はつれてゆくのか

街では思考が渋滞し
身体をも渋滞させ
ちぐはぐな行いをしているように
感じてくる

自然にもどると
そんな気づきがやってくる

おなかのあたりか
こころのあたりか
優しい息吹
力強い息吹が
少し目をさますようだ

自分に生を与えてくれた
この宇宙は
自分の役割を果たせと

喜びあふれる星に
自分の喜びの息吹や
リズムや
香りや
創造を
与えていきなさいと
導いてくれたのかしらと
感じる

あなたの足から
喜びの振動を
大地をつうじて
人体をつうじて

息吹は
大気を巡らせ
こころを躍動させ

こころはこころを安らかに
こころはこころを輝かせ

己の輝きをみて
自分の輝きを知る人達と共に
時代をつくれ

喜びの星に
生まれたことを
味わうこと

その喜びは
繋がってゆく

記録されてなくとも
予言されてなくても

その振動は
その想いは

聖なる意識と いのちと くうなるもので

響き続けるのだ