エキスパートアイズのブログ -9ページ目

ラーメンでも食ってろ

ここ最近、ブログに力が入らず、月1ペースに成り下がってしまった・・・

だって、やる気おきないし。

トランプだし。選んでしまうアメリカ人って・・・、昔からアメリカ人は好きじゃなかったが、やっぱり今回の結果でアメリカ嫌いがはっきりした。

そして、外交一番乗りなんて大喜びしている我が国の首相は、きっとトランプに「日本は米軍基地費用を全額負担しますから、どうか日本から出て行かないで」と勝手に約束してくるんだろうなー。

どうしてこうも日本は自立心がないのでしょうかね。

平和主義者の私ですけど、日本は発展途上国でもないのに独立国家のくせして国内に他国軍を置かされて、他国から支配されてしまっている。先進国としてまったく恥ずかしい限り。

どうしても他国が攻めてくるのが怖いというならば、アメリカ軍なんてものに頼らず、自衛隊をもっと強化して、自国の軍隊を持てばいいと思います。

どうせアメリカなんて、いざ日本が本当に他国から攻められたとしても、絶対に日本のために戦ってなんてくれるはずがない。アメリカ人の性格とアメリカ式ビジネスのやりかたを見ていれば、あんなの口約束でしかないことは明瞭なのに。

 

あ、アメリカの悪口を言い出したら止まらなくなるので、この辺でやめて、本題に移ります。

 

先日、北陸のある和食小料理屋で食事をしていたときのこと。

北陸の冬といえば、カニやブリなど美味しくて新鮮な海の幸で有名。

私もふだん北陸なんて用事はないが、冬だけは豊かな魚介類を食しに行ってもいいかなーと思ってしまう。

そして、その小さなお店では、カウンターに7人ぐらいと背後に10人ぐらい座れる小上がり(座敷)があり、カウンターは満席、座敷にはなぜか6人ぐらいの中国人グループがいました。

なぜ中国人だとわかったかといえば、添乗員らしき女性がお店の大将にあれやこれや注文して、その後中国語でグループに何か話していたからです。

へぇー、最近じゃ中国人もこういうローカルな地元和食店に来るんだなと思っただけで、私は自分たちの食事と会話に花を咲かせていた。

そして2時間ちかく経ったとき、大将がグループ用にデザートを作っていたら、ガヤガヤと中国人が席を立って店の出口に向かいだした。

大将はあわてて、「まだデザートがあるよ」と日本語で声をかけたが、当然日本語なんてわかるはずもなく、大将の努力むなしく、中国人たちはさっさと店から出て行ってしまった。

あーあ、デザートどうする?

そして大将が、「お刺身はほとんど手をつけていなくて、そのまま残っている」と悔しそうに言った。

その後すぐに添乗員がやってきて、「呼び戻しましょうか?」といったん外に出たが、もう誰も戻る気配はなく、そのまま精算のために添乗員だけ戻ってきた。

そのときに大将は添乗員に、ほとんど刺身を食べていなかったことを告げ、「先に聞いておけばよかった、悪いことをしたね」と詫びたが、添乗員は「他で刺身を食べていたので大丈夫だと思って何も言わなかった、こちらこそ申し訳ない」と詫びあっていた。

 

このいきさつを観察していて、気づいたこと。

 

まず、この添乗員は、日本語が話せる中国人であったことがひとつの問題。

今回のケースに限らず、私は添乗員またはガイドは、外国語が話せる現地人であるほうが絶対に良いと思っています。例えば、今回のケースであれば、中国語が話せる日本人が添乗員だったほうが何倍も良い。

なぜなら、現地人であれば、現地のしきたりをきちんと理解しているので、観光客に間違ったことを教えない。

たとえば、中国ではお金さえ払えば、何をやってもいい、食べ物でも代金さえ払えばまったく食べなくたって自分たちの勝手だと思っている。

でも、この日本では、少なくともきちんと躾をされてきた人たちは、食べ物を粗末にしてはいけない、と小さい頃から教えられてきた。それはお金の問題ではない。生きていた動植物を殺生して出される食材、農家の人が一生懸命作った野菜、漁師さんが頑張って獲ってきてくれた魚、畜産業の人たちが愛情をこめて育ててくれた牛や豚。そういった食材を私たち人間はありがたく感じながら食べなければいけない。だから、きちんとした家では「残してはいけません」と躾けられ、「食べ物に感謝をして食べなさい」という意味で「いただきます」「ご馳走様でした」を言う。それが日本人の食べ物に対する心です。

余談ですが、だから、日本人は旅先でも「出されたものは残してはいけない」と感じて、無理してぜんぶ食べてしまい、それで体調を壊すことがよくある。

ともかく、日本人の添乗員やガイドであれば、「食べ物を残すことは罪」と思うし、作ってくれた人(シェフや大将)に悪いと感じるので、来日客にもそれをわかってもらいたい。

でも、日本語が話せる外国人添乗員の場合は、その「日本人の心」までは理解できないのです。

だから、添乗員自らが「お金払うんだから、残したって別にいいでしょ」ぐらいの気持ちしか持っていなかったのでしょう。

 

それからもうひとつの気づき。

中国人はもともと生魚は食べないし、魚どころか、生の食べ物は食べない習慣がある。

最近でこそ沿岸部では徐々に刺身を食べるようになったみたいですけど。

ただ、魚の種類が違うのでしょう。

私がこのあいだ台湾で見たのは、台湾人も刺身を食べるけどマグロ、サーモン、白身ばかりでした。

ところが、北陸の刺身といえば、サバやブリなど青物がけっこうある。

この日もブリの前段階の「ガンド」という魚がオススメだったので、おそらくその手の青物が中国人グループにも振舞われたのでしょう。

これが彼ら(中国人と添乗員)にとって想定外だったのかもしれません。

この点も、地元人の添乗員であったならば、「ブリは食べられますか?」と最初に確認していたかもしれない。中国人添乗員だったので「いつも彼らは刺身(サーモンや白身)を食べているから大丈夫」とたかをくくっていたのでしょう。

これは、完全に添乗員の失点です。

 

そして結論というか・・・

中国人は観光客も日本に住んでいる人も、なぜだかラーメンが大好きです。

ラーメンが好き、というより、私の主観ですが、彼らは和食をはじめ、イタリアンやフレンチ、さらにはエスニックなど、中華以外の食べ物を積極的に試そうとしない。だから、都内のビストロなんかにはほとんど中国人がいないので、静かに安心して食事ができます。

そういう彼らにとって、ラーメンだけは「気安く食べられるもの」なのでしょう。

せっかく日本にきても、ラーメンばかりじゃどうなの?と心配するのは余計なお世話。だって、彼らはそれ以外の食事のよさを理解できないのですから。

今回のお刺身事件もしかり。

日本にはすき焼き、天ぷら、ウナギ、お刺身、寿司・・・たくさんの日本の料理があるけれど、こういうお店はけっこうこだわりがあるので、無作法な人間が来店するのを嫌います。

イタリアンもフレンチも同様。

一人分ずつの料理が当たり前なので、中華料理みたいに大皿でバーンときて、それをみんなでぐちゃぐちゃとつついたり取り分けたりしませんし、そもそも高級店ではシェアするのもマナー違反で、お店の人に「こいつ、なってないな」という蔑んだ目で見られてしまう。

とにかく、日本料理も西洋の高級料理も、食事のマナーは非常に大切なのです。

こういったことを守れない、あるいは知らない外国人は(日本人も)、不用意にこういう店に入ってはいけない。お店の人にもそこに来ている他のお客さんにも失礼ですから。

 

そんなわけで、なぜ中国人が日本であれほどまでにラーメンが好きなのか、理由がよくわかりました。

というより、中国人はラーメン屋以外に行かなくていいです。

けっこう迷惑ですから。

 

今回の小料理屋事件を見て、いろいろと納得しました。

中国人はラーメンでも食べていてくれればそれでいいです。

中国人観光客は、それ専用の不味くて安いツアー飯を出す店に連れて行くので十分です。

それがお互い(中国人も日本人も)にとって、平和に共存できる道ですから。

 

無理に地元を知ってもらおうとする努力は、彼らに対しては不要だと強く感じた一日でした。

 

 

 

 

居酒屋に対するイメージの違い

こんにちは、お久しぶりです。

なかなかやる気が起こらないブログです。

 

ところで、いきなり本題。

 

日本の居酒屋が外国人になぜか人気というけれど・・・

 

このあいだ中国人と少し言い争ってしまったわ。

 

世界で放映されている日本のマンガ、映画、テレビ番組が少なからず日本を紹介していることは間違いない。ただ、その中では間違った情報や古すぎる情報、偏った見方の情報も多々含まれていて、それが現在の日本のすべてを表現しているのではないのは明白。なのに(全員ではないにせよ)それを鵜呑みにして「テレビで見たから、こうだ」と信じ込んでいる外国人はけっこういて、私がいくら「それは違う」と言っても聞く耳持たず、それ以上説明するのも面倒くさくなる。

 

その人は、「居酒屋は、食べ物の質なんかは関係なく、狭い空間にぎゅうぎゅうに肩寄せ合って座り、気を張らずに賑やかに(うるさく)おしゃべりしてストレスを発散できる場所で、日本人はそういうところが好きだ。たとえ大金持ちでも旧友とは高級レストランへ行かずこういう居酒屋や屋台で一杯やりながら語り合うのがカッコイイ」という。どうやらテレビで仕入れた情報らしい。

そこで私は、「そういう場所に行くのが好きなのは男の人がほとんどで、働いて自立している女性やお金に困っていない女性は多少値段が高くても食べ物の質が良く、静かで狭くない快適な空間で、食事とおしゃべりの両方を楽しむのが好きだから、うるさくて料理も安っぽい居酒屋に行くと、かえってストレスが溜まる」と答えました。

どうでしょう?そう思いませんか?

 

ところが「働いて自立している」「お金に困っていない」が癇に障ったのか、「中国だって女性はみんな働いて日本人以上にお金を持っているから、高級フレンチやイタリアンなんていくらでも行けるけど(実際に高級フレンチやイタリアンで中国人に遭遇したことはないが・・・)、おしゃべりが楽しいからわざわざ屋台で集うのだ」と。

あれ?論点ずれてませんか?

日本の話をしていたんじゃなかったっけ?

 

事実、日本の居酒屋(私のイメージする居酒屋は白木屋など安っぽいチェーン店)にも確かに女性はいますが、よく観察すると昼間はサイゼリアで飲み放題のドリンクで延々4時間も5時間もねばっているような主婦や地方から上京した貧乏学生ばかりじゃないですか?

たしかに(サイゼリアではない)女性も居酒屋に行くことがあるけど、そこは決して安くないし料理の質が非常に良くうるさくない快適な空間の高級居酒屋。

(サイゼリアでない)女性だって、時々安っぽい居酒屋やサイゼリアにも行くことはありますし(年に1度とか数年に1度とか)、ユニクロで服を買うこともありますが、その場合は積極的に行くのではなく、誘われたので仕方なく、時間がなかったので(あるいは周辺に店がなかったので)仕方なく、太って着れる服がなくなってしまったので仕方なく、どれもこれも「仕方なく」行くことがほとんどだと思います。そして、その場で決して満足できていないのが事実。

 

さらに言えば、安っぽい居酒屋でゴタクを並べている男性のほとんどがうだつの上がらないオッサンで、会社では窓際とか上司から虐げられているので、こういう居酒屋に部下を連れて行き「本当ならオレはこれぐらいすごいんだ」なんて口角泡飛ばしながら仮定の話ばかりを並べるもんだから、連れてこられた部下はいい迷惑。「そんなに気に入らないなら上司にはっきり言えばいいじゃない」なんて正論でも言おうものなら、「おまえは世の中をわかっとらん」とかなんとか。まったく不毛な時間が延々と続くので、こんな所へ連れてこられた女子はストレス解消できるどころか、余計にストレス溜まってしまいますよね。

 

特に長いあいだ男尊女卑が当たり前であった日本では、うだつの上がらないオッサンは女子社員の前ならいくらでも威張れると思って、こういう安っぽいところで急に雄弁になり、自分は安上がりにストレスを発散できて大満足。

私のイメージするオッサンの居酒屋とは、こういう場所です。

女子からすれば、「オッサンのくだらん話聞いてやるんだから、こんなしょーもないもの食わせないで、もっと高級なもの食べさせろ!」と思いますわよね。

 

日本人はうるさい環境が嫌いな人が多いので、安っぽい居酒屋とは決して世界の人がイメージしているような楽しい場所ではないことを私は言いたかったのだ。

別にお金を持ってるとか高級ぶってるとか、そんな自慢をしたかったわけではない。

単に日本にある習慣を正確に伝えたかっただけなのに。

なぜかこの人と話していると、すぐに論点がずれてしまって、「私はあなたみたいに高級ではない」と自分を卑下していじけてしまうんですよね。

まったく、めんどくさい。

もっと素直に話ができないものだろうか。

 

テレビや映画なんて、ほんの一部の習慣しか表現していないし、わざと美化していることも多いのに、それがすべてだと思わないでほしいし、思うのは勝手だが、実際に現地人が「違う」と言っているのだから、少しは耳を傾けるべきでしょうが・・・。

今でも「日本の女性は、ダンナさんが帰宅するといそいそと玄関まで出迎え三つ指ついて『お帰りなさいませ』とひれ伏す」と思っている外国人が少なくないようです。

きっと日本には「おしん」みたいなスポ根真っ青の忍耐、忍耐、また忍耐の女の子ばかりいると思っているのかもね。

 

外国人と交流するときには、まずその人が持っている先入観を取り払うことが重要なのかも、と思いました。

特性を理解したうえで付き合うかどうか考える

珍しく1週間ぶりのブログだ。

ふだんは土日にずっと家の中でくだらないスポーツ番組ばかり見ている同居人がいないので、オペラのDVD観ながら高尚な時間を過ごしています。

あー、一人って素晴らしい!!

 

半年ぐらい前から中国人が急に嫌いになってしまいました。

なぜかというと、とても自分勝手だから。

しかし平和を愛する私は、そんな自分勝手な中国人をなんとか理解できないかといろんな本を読み漁ってみました。

その中で、こりゃ右翼だなーと思われる人が書いた本だけど、所々核心をついている文章があり、私と同じように中国人に振り回されてイヤになっている人たちにも紹介したくて抜き出します。

 

それは、日本人と中国人の違いについて

①日本人は、ともに苦難を乗り越え目標を目指す同志を仲間とするが、中国人は、自分に利益と繁栄をもたらし一緒に喜ぶ相手を仲間とする。

②日本人は、価値観が一致して自分の安全を託しても後悔しない人を親友とするが、中国人は、自分の願い事をかねてくれる努力を惜しまない人を親友とする。

③日本人は、友人には迷惑をかけたくないと考えるが、中国人は、迷惑をかけても許してくれてこそ友人と考える。

④日本人は人生において「運が良かった」と考える人が多いが、中国人は「私は世界で一番不幸」と考える人が多い。

⑤日本人は反省するが、中国人は反省させる。

⑥日本人は約束を守るが、中国人は約束を守らせる。

⑦日本人は他人の失敗を「お互い様」と許すが、中国人は自分の失敗を「お互い様だ」と主張する。

⑧日本人は幸せな結婚をゴールとするが、中国人は幸せになるために結婚しスタートする。

⑨日本人にとって嘘は恥ずかしいことだが、中国人は恥ずかしいことを隠すために嘘をつく。

⑩日本人は初めての動物を見ると、まず「噛みつく動物かどうか」を考えるが、中国人は「食える動物かどうか」を考える。

⑪日本人は生かされていることに感謝するが、中国人は生きる努力を誇りにする。

⑫日本人は名誉を重んじ役立つ人間であることを目指すが、中国人はメンツを重んじ大切にされることを望む。

⑬日本人は主観より客観を大切にするが、中国人は主観から客観を作り出す。

⑭日本人は無償の貢献ができる人間になりたいと思うが、中国人は無償の貢献を引き出せる人間を探す。

⑮日本人は常に自分を見つめているが、中国人は常に他人を監視している。

⑯日本人は将来人の役にたつ子を育てるが、中国人は将来自分を養う子を育てる。

 

さて、どうでしょう。

これを読んだとき、おもわず「その通りだ!」と唸りました。

 

書いてあるすべてが中国人を悪く言ったものではありません。

例えば⑧なんかは、日本人は結婚そのもの幸せの象徴だと錯覚しすぎるから、現実を目の当たりにして「そんなはずではなかった」と後悔し、結婚してから不幸が始まる人が多いので、結婚をスタート地点と考える中国人の合理的な考え方はある意味優れていると思います。

⑪も、「生かされていることに感謝」なんて理想論でしかありません。どんなに酷い目に遭わされても「生きているだけで幸せ」なんて言えるとしたら、そんなの仏の境地でしょう。それに対して「生きる努力を誇りとする」中国人のほうが、よほど人間的で正直だと思います。

 

⑩は単なる笑い話ですね。

「四本足はイスとテーブル以外、ぜんぶ食べる」。よく聞きますが・・・

 

それに対して、①②③⑭は私も経験済み。

仕事の話をしていても、中国人はなんで目先の利益しか追わないんだろう?と不思議に思ったことは何度もあるが、それは「今、自分に利益をもたらしてくれるだろう」と思った相手に話を持ちかけていただけ、という解釈なんですよね。

それから、昨年私は中国人の友人からはた迷惑なお願いをされて、あまりに呆れてしばらく冷却期間をおきましたが、②③⑭を読んで納得しました。その友人は私を親友だと思ったから呆れるようなお願いを簡単にしてきたのですね。

悪気がなかったのはわかった。

でも、さすがに日本人の感覚ではそれは受け入れがたい。

この国民性の違いを理解していなければ、きっと私はその友人を「とんでもない礼儀知らず」と思って非難していたでしょう。

 

それから⑯も面と向かって言われたことがある。

私が「子供はきらいだからいらない」と言ったら、「将来面倒を見てもらえなくて寂しくないか?」と聞かれたことがありました。いまどき日本人で、「将来、子供に面倒を見てもらおう」なんて考えて子供を育てる親はほぼ皆無に等しいだろうし、親もそんなことは期待していないからせっせと老後資金を貯めているわけだし。それを面と向かって中国人から「将来子供に面倒を見てもらうために育てている」と言われたので、なんと時代錯誤なことを、と思いましたが、この⑯を読んで、「ああ、これが中国のスタンダードだったのか」と納得しました。

 

⑤⑦もあるある。

中国人は間違ったことをしても反省しないし、自分の責任ではないと主張する。

以前、仕事で中国人を雇ったときに経験しました。

ここが違うと指摘すれば「そんな細かいことをいちいち」と反論するし、期日までにできないと「自分のせいではない」と言い訳三昧で責任転嫁。呆れ果てました。

しかしこれは「謝ったら負け」というアメリカ的な考えとも等しい。

だからアメリカナイズされた日本人と接していても、似たようなことを言動をとり言い逃れしようとします。

中国やアメリカ国内ではどうか知らないが、日本では、相手が何か間違ったり失敗しても、そんな鬼の首を取ったようにその人を非難したり、そのことで相手を陥れようとはしない。少なくとも普通の人たちは。もちろん日本でも、政治の世界や、拝金主義者の多い財界人などの間では、ひとたび弱みを見せればあっという間に追撃されて社会的に抹殺されてしまいますけどね。ただ、そういうギスギスドロドロした世界は、一部のカネと権力に貪欲な人間たちだけの話です。普通の日本人はもっと寛大です。

 

⑮も納得です。

日本人は、特に都会に住む日本人は、近所のことでもあまり頓着しません。

隣に誰が住んでいるか知らない人だって多いし、ましてやマンション全体でどこに誰が住んでいるとか、どの部屋が空いているとか、町内にどういう人(どこの国の人)がうろついているとか、どこに何の店があるとかそれが入れ替わったとか、そんなこと自分に関係なければ気にもしないのが日本人(田舎の古い集落の人は違うかもしれないが)。ところが中国人はこういった周辺環境について驚くほど最新情報をしっかりとつかんでいます。スパイかと思うほどです。

政治に関するニュースもネットなどから得ているのか、日本人の情報量をはるかに超えています。しかも中国のことではなく、日本の政治家がどういう発言をしてどういう法案をごり押しで通そうとしているか、など。そのくせ、中国のニュースに関しては、事実か否かは関係なく政府が発表する報道を頭ごなしに信じており、例えばチベット問題など、中国政府を非難するような発言をすると、とたんに「世界中が中国を批判する人の味方につく」と怒りだします。

だから⑮を読んで、「監視」というのはあながち大袈裟な表現でもないかも、と思ってしまいました。

 

そして⑫のメンツを重んじる、というのも納得です。

だからちょっとでも中国を批判するような発言をしたら、烈火のごとくに反論してきて、こちらが折れるまで反論をやめない。その勢い、口角泡を飛ばし、声も大きく(もともと中国人はうるさい喋り方しかできないようだが)、まるで赤鬼のような風貌。

よほどプライドが高いのだろうと思います。

これに関しては、先にあげたような一部のカネと権力に貪欲な拝金主義の日本人も似たような行動をとりますけどね。批判されたら「自分の人格を否定された」と大袈裟に食ってかかり、相手を叩き潰さないと気がすまなくなるほど。まさにキチガイとしか言いようがなく、冷静で知性の高い人から見れば哀れなほど。

しかるに、批判を冷静に受け止められない中国人も強欲な日本人も、みっともないとしか言いようがありません。

 

どうでしょう?

みなさんの周囲に中国人がいれば、多少似たような経験があるのでは?

 

別に私はこれをとりあげて中国人を非難しているのではありません。

中国人はそういう人たちなんだ、ということを知っていれば、日本人的には「どうよ、これ」と思うような行動があったとしても、「ああ、中国人だから仕方ないね」と諦められます。

そして、そういう性格であることを知らずに付き合いだして深みにはまり後悔するより、知った上で、付き合うかやめておくか判断することが、私たち日本人が心を乱されずに平穏に生活できるテクニックだと思いませんか?

 

かつては外国人は日本にそんなに多く住んでいませんでしたが、国際化が進み、円安が進み、幸か不幸かいまやどんな片田舎でも外国人(特に中国人)が住み着いています。

だから、相手の特徴を知っておくことは自分が生活していくうえで重要だと思うのです。

 

ところで、知ってますか?

私も最近知って驚いているのですが。

日本の永住権をとった外国人は、親兄弟、親族、メイドまで日本に連れてきていいことになっているらしい。(親とメイドは確実な情報、兄弟や親族までは調べていませんが)

これが中国人に限った話なのか、それとも他の外国人も同様なのかもわかりませんが。

しかし、中国人はこの特権を確実に実行しています。

以前はたしか日本の永住権は日本に連続して10年間住んでいなければ取れなかったはずなのに、最近5年とかに短縮されましたよね。だからかな?ここ最近、急激に日本に移住してくる中国人が増えたと思いませんか?

私の感覚では確実に日本の全人口の10%は中国人だと思われます。

そして、こういう永住権者に帯同して入ってきた中国人が、日本を乱していると感じているのは私だけではないと思います。

 

永住権を取得した中国人は、少なくとも5年間(以前なら10年間)は日本でいちおう品行方正に生活してきたので、日本の生活習慣や特徴もある程度理解しており、そうそう日本の生活を乱すような行動はあまり起こしません。

ところが、この永住者に帯同して入ってくる人たちは、これまで日本で生活したことがないのにいきなり日本へやってくるわけだから、中国での生活習慣をそのまま日本で実行してしまう。

例えば、大声でしゃべる、列に割り込む、その辺の花や果実を勝手にもぎ取る、痰ツバを吐く、ゴミをポイ捨てする、電車内でも携帯でしゃべり続ける・・・、他にもあげたらキリがないほど目障りな行動ばかり。

そして、彼らは「これが中国のやり方なんだ、なんか文句あるのか?」と開き直るから始末におえない。

ここは日本なんですけど!

イヤだったら出て行ってくれ。

しかし、こういう日本人の願いも虚しく、いくつかの町はすでに中国人に占拠された状態に陥っています。東京で言えば、例えば池袋とか北区とか大田区の蒲田周辺や江戸川区の葛西とか。

これらの町に急激に中国人が増えたと思った原因が、つまりは「永住権を持った人は家族を全員呼び寄せることができる」法律が日本に存在しているからなんですよね。

日本の町が中国人に占拠されて、日本人が住み辛くなるなんて、まったく迷惑な話。

 

ところが、です。

最近私が驚き呆れた話を聞きました。

それも1度ならず、3回ほど、違う人から。

ある人の話は、その人(永住権をもつ中国人)が親族を呼び寄せるために住む家を探しているときに、「あのエリアは中国人しか住んでいないからイヤだ。中国人ばかりでうるさいしゴミをポイ捨てして町が汚いからイヤだ。」と言い放った。

ビックリしました。

日本人が言った発言ではないんですよ、中国人が言ったのです。

呆れたわ。

だって、町がうるさいのも、町をゴミだらけにしたのも、中国人がやったことでしょ?

なんなのよ、この論理展開。

ところが、他の人からも似たような話を。

「中国人が遊びに来日してくると、うるさくて近所迷惑だからイヤだ」

これも日本に住む中国人の発言。

えー!?ですよね。

だったら、中国人を呼ばなきゃいいじゃないか。

なんなんでしょう?

彼らは「自分たちは、あいつらとは違う、マトモな中国人だ」とアピールしているのでしょうか?

ちょっとおふざけもたいがいにしてくださいませ。

 

こういう発言を聞いて、中国人って本当に自分勝手だなーと腹が立ちました。

 

だいたい、なんでわざわざ日本へ一家総出で民族大移動して来なきゃいけないのよって、思いませんか?日本人的には。

その点は彼らははっきり言いませんが、おそらく、チャンスがあれば中国から脱出したいと思っている中国人が非常に多いからでしょう。しかし、彼らもメンツがあるので、自分の国を批判する発言はしないので、移住の理由は適当にお茶を濁すのです。

 

中国国内がかなり酷いということはだいたい想像できる。

PM2.5の大気汚染から始まり、水質汚濁、土壌汚染といった公害のオンパレード、チベットやウイグルなどいまだ民族問題がくすぶるように人権侵害が激しい、政治家は共産党のもとで政府に都合の悪い情報はひた隠しに隠し、商売人は自分の利益しか考えずに同じ中国人でも平気で騙す、その結果が品質にまるで信用がないため、中国人はこぞって「爆買い」に走り、品質の安全が保証された日本の製品を奪い合う。

まあ、日本の政治家もたいがい信用できない悪者ばかりですが、日本人は政治家と官僚以外の人たちがわりとマトモで誠実だから、それでこういった穏やかな秩序が保たれているわけですね。

しかし、中国の場合は、政治家、公務員のみならず、国民全体がそもそも「国」に対する帰属意識がないものだから、秩序がなくメチャクチャなのですね。

 

それはわかった。

だから外国へ逃げ出したい気持ちもわかった。

問題はそこからです。

じゃあ、運よく国外逃亡できたとして、その国で自分たちの無秩序をそのまま披露して町を崩壊させたら元も子もないじゃないですか。

そして、町をひとつ崩壊させたら「そこはイヤ」といって他の町をターゲットにし、またその町も崩壊させていく。

そこが問題なんですよ。

 

先にあげた日本人と中国人の違いはよくわかった。

わかったが、ここは日本です。

日本に来たなら、それも日本で生活する気なら、日本のしきたりに従ってもらわないと困る。

それができないなら出て行ってほしい。

日本の町を占拠して自分たちの都合のいいような社会を構築するため、めちゃくちゃな論理展開で主張をしてもらっちゃ困る。

そして、自分は別物と思っている中国人もいい加減にしてくれ。

自分たちが乱しておいて、「ここは汚いから、うるさいから、イヤ」じゃなくて、そういう町を崩壊させる不届きな中国人を、中国人自ら率先して追い出してくれればいいじゃないの。

自分ばかりイイ子ぶってないでさ。

都合のいいときばかり「われわれ中国人は」と連帯して、都合が悪くなったら「あっちは悪い中国人、私みたいな良い中国人とは違う」と無関係を主張する。そこがまるで支離滅裂で無責任だから、腹が立つのです。日本人なら、「同胞人がやったことで恥ずかしい、申し訳ない」と自分のことでもないのに頭を下げるでしょ。中国人にはそれがないどころか、開き直って一緒になって中国人を非難するから腹が立つのよね。

 

あ、書いててわかった。

そうだ、中国人は主張に「首尾一貫性」がないから、それで話をしていてもムカついてくるのですよね。

それもそうか、中国人には「国」への帰属意識がなく、その国の人間であることの誇りがないのだから自己中心的になるのも当然か。

やっとわかった。

 

とにかく、日本人がはっきりと態度で示さないと、今後ますます中国人に占拠されて崩壊していく町が増えるでしょう。

 

以前から何度か書いていますが、政府は「中国からの軍事的脅威(直接侵略)に備えて」なんてぬかしてますが、どちらかといえば、市民生活レベルのこの「中国人の移住問題=つまりは、間接的侵略」に警戒して対策を講じたほうがいいんじゃないですか?

 

これは人種差別でも何でもありません。

移民政策とは、猫も杓子も受け入れるのではなく、国にとってメリットの高い外国人だけを選別して受け入れるものです。(難民救助とは話が違う)

そこのところを勘違いしてもらっては困るし、政府はもっと水際で厳格に引き締めるべきです。

国にメリットがあるならまだしも、デメリットしかもたらさない人種や国民は、これ以上受け入れるべきではないし、どんどん国外退去を命じるべきです。

 

軍事は金儲けができるから、政府が一生懸命アピールしているだけで、実際には市民レベルではぜんぜん関係ない話。

いっぽう市民にとって迷惑な話でも、政府はお金儲けができないから、こういった移民問題は甘アマなんですよね。

政府の言ってることなんて適当に受け流して、もっと市民感覚で防御策を講じ、日本の住みよい環境を自分たちの手で守っていきましょう。

 

最後に、もういちど言っておきます。

私は中国人全員を追い出したいのではない。

日本に馴染んで日本人と変わりないほど行儀の良い中国人もいます。

優秀で節度を持った中国人もいます。

そういうメリットの高い中国人まで追い出す必要はないし、そういう人たちとは仲良くするべきです。

そうじゃない、法の抜け穴をまんまと利用して自分のことしか考えないデメリットしかない外国人を日本から排除しなければ、日本はもう日本じゃなくなってしまう、ということです。

 

そこのところお間違いのないように。