さいたま市大宮区の矯正歯科ファミリア歯科矯正 院長の大塚です。

一昨日の月曜は休診させていただきましたが、副院長の大隈と共に
東京医科歯科大学の矯正科OB有志の勉強会・バイオオルソ研究会の例会に参加してきました。

今回は、歯内療法(神経の治療)をご専門にされて、御茶ノ水で開業されている吉岡先生に、
矯正歯科と歯内療法の接点についてご講演いただきました。

大学病院に吉岡先生も(私も)在籍していた当時は、歯内療法で困ったら吉岡先生、
と頼りにさせていただいていた方です。
矯正歯科 歯内療法 勉強会

矯正歯科医の勉強会と言うことで、

・矯正歯科医に気をつけてもらいたい歯の形の異常
・矯正歯科医に気をつけてもらいたい歯の根の形の異常
・歯内療法(神経の治療)により、どこまで歯を保存できるのか

など、特に私たちが治療方針を決めるときにとても参考になる内容を、
数々教えていただきました。

 ファミリア歯科矯正 大宮

矯正治療で抜歯が必要になるときに、この「どこまで保存できるのか」というのは非常に重要なポイントで、
やはりどんなに名医が治療したとしても、神経を取ることになった歯というのは寿命が短くなりやすい、矯正治療に無理がないのであれば、神経のない歯を優先して選択して欲しい、
とのご指摘は、完全に歯内療法専門医として診療をされている方だけに、非常に重みがありました。

矯正歯科治療の質の問題が、そろそろあちこちで取沙汰されるようになってきている昨今ですが、
矯正歯科医同士はもちろん、このように他の専門をお持ちの先生との関係も積極的に作っていくには、このようなきちんとした勉強会はとても大切だと考えています。
「医科歯科大学矯正学講座」 のさらに 「有志」3~40名の小さな所帯ですが、
この勉強会も大切にしていきたいと思っています。 

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