経済産業省と日本貿易振興機構グレース ミャンマーのデザイン プレゼンテーション開催





地場産品とファッションでミャンマーの魅力をアピール。経済産業省と日本貿易振興機構は7月3日、東京・南青山のIDOLでミャンマーの魅力を発信するイベント「グレース ミャンマーのデザイン プレゼンテーション/パーティー」を開催しました。


テイン・セイン大統領の来日にあわせて開催したもので、安倍晋三首相と昭恵婦人、宮沢洋一経済産業大臣も来場。ミャンマーの伝統的な意匠や技法を活かした地場産品と民族衣装を展示しました。蓮の糸紡ぎの実演、ミャンマー出身のデザイナー、モー・ホム(Mo Hom)さんのインスタレーションショーも行いました。


135の民族を抱え、多様な伝統と風土が大きな魅力になっているミャンマー。会場では動物や鳥の張り子、ミャンマーの伝統衣装である巻きスカート、ロンジーの人形やロンジーの生地を使った財布、ネックレスなどの雑貨を紹介したほか、代表的な8つの部族衣装が並びます。roomsのプロデューサー佐藤美加さんが現地のショップでセレクトしたという雑貨はカラフルでユニーク。民族衣装やスカーフに使用される蓮の糸紡ぎの実演も注目を集めました。


一方、ホムさんのインスタレーションショーでは伝統的な素材を使用したショート丈のトップスやワンピース、ロングスカートなどが登場。70年代のケンゾーやイースト・ミーツ・ウエスト(東洋と西洋の出会い)という言葉を思い出させる、エスニックスタイルをベースに異素材ドッキングやクロップド丈などでトレンドをプラスしたデザインやデイリーなアイテムも目を引きました。


ハンドクラフトやレトロ感が求められる中で、手作り感満載の素朴でどこか懐かしい雑貨。日本のブランドがパリで行う合同展示会でも服よりもバッグや雑貨が先に動きますが、入門編として手に取りやすそう。


また、ファッショントレンドも70年代やエスニックが続いているのでタイミング的にもぴったり。考えてみると、男性スタッフのはいていたロンジーも、イギリスのキルト同様に伝統的でありながらジェンダーレスの流れ。女性だけでなく、男性にも取り入れられそうです。





































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