ナチュラル&オーガニックをお仕事にする可能性 ① 現状
ナチュラル&オーガニックをお仕事にする可能性 ② タイミング
ナチュラル&オーガニックをお仕事にする可能性 ③ 子育て支援とサードプレイス

4回目の今日は、
ナチュラル&オーガニックをお仕事にする可能性 ④ 子育て支援とサードプレイスのつづき

子育て支援は、各市町村単位で様々な取り組みをされていますが、まだまだ古い概念での施策がほとんどで、現代の多様化に柔軟に対応できていないと、子育て支援の活動を行ってあらためて感じています。
地域のNPOなど、民間の活動に助成金などを支給されているところもありますが、まだまだ多くのママに届くものではなく、様々な課題がそのままになっているのが現状です。


子育て期のママの課題。そして、それを支援する社会の課題。
様々な課題を解決する、社会貢献度の高いビジネスは、継続するために利益をあげなくてはならないのですが、今までママが起業し、利益を上げ続けるという壁はとっても大きいものだったと思います。

もしドラで、ママたちにも名が知られることになった、P.F.ドラッガーの言葉で、
「企業は、高い利益をあげて初めて社会貢献を果たすことができる。」
というものがあります。

企業は、一般的には営利組織として利潤を追求することを目的としているといわれる。
しかし、ドラッカーは「利益」は「企業の存続の条件」であり、目的ではないという。
その目的は「社会貢献」である。

今まで、起業で利益をあげること=贅沢をする。というイメージがあったかと思います。
私自身も、会社を立ち上げ、成長していく中で、
「そんなに儲けてどうするの~?」とやっかみ半分?で言われたこともあります。
事業を拡大していくことを、単なる金儲けだと思われたのでしょうね!
でも、実際は、子育て支援の活動をただ続けていくだけではなく、各地に広げていくことを目的としているため、様々な経費を事業でねん出しなくてはならなかったのです。

ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、ちょっと話は戻って・・・

今まで、子育て支援を事業化することは、とっても難しいことでした。
「子育て中の女性は、独身女性に比べて自由になるお金が少ないため、あまり買い物をしない」と思われていて、私たちがPRの仕事を営業していく中でも、多くの企業の間違った知識で「商売にならない」と思われていたようです。
たしかに、ママ自身のことにはあまりお金をかけなくなります。
それは、家庭や子どもを授かることによる、精神的な満足度から、気持ちを満たすための無駄な買い物をする必要がなくなったとも取れます。
でも、子どものためになること、家族のためになることであれば、正しいお買い物をする経済的な余裕と、愛情があることは間違いありません。
子育て支援を続けていくために、利益を上げるビジネスをすること。
=子どもや家族に大切だと思われる商品やサービスを提供していくこと。

また、ナチュラル&オーガニックショップをママのサードプレイス的な存在として、コミュニケーションをとれる場所にすることで、一般の企業が多額の費用をかけて行う、広告宣伝が不要となるのです。

またまたドラッガーの名言ですが、
「マーケティングの真の目的は、販売活動をなくすことである」
この場合の販売活動とは、広告宣伝費や営業経費をかけることを示すもの。
お客様自らが必要として、求めてきてくれることを目的とするのです。

エコマムでは、FIKAというイベントを6年前から定期定期に開催しています。
ブログやmixiでの告知は行いますが、ほとんどがクチコミでの来場。
なぜそれが実現できるのかというと、子どもが生まれてから、少し経つと、ママたちは居場所を求めて街へ出てくるようになるからです。
同世代の子どもを持つママとの交流や、子育ての大変さを共有してくれる仲間や、様々な情報を得たいとの思いから、進んで行動を起こすもの。

ママのためのサードプレイスを実現すること、そして、子どもに必要なナチュラル&オーガニックな商品を提供することが合わさることで、継続はもちろん、発展可能なビジネスとなれる可能性があるのです。

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