「日本の仕組み」を分かり易く取り込んだ映画。

 

私としても「なるほどな~。」とか、認識を改めたところもある内容でした。



原作があるみたいですねー。

「モノは安い方が良いと思う?高い方が良いと思う?」

そんな父親と小さい娘さんとの会話から始まってます。

 

何故に「デフレが続いているのか」、「失われた30年と呼ばれた状況が続いてきたのか」。

 

官僚、政治家、メディア、各省庁、政府、日銀、大企業…

その辺の関係性にも触れているので、とても分かり易いですよ。


何よりも政府、「官僚の正義」が尊重されてきたのが、今迄の政策とも言えるのかもしれません。


極端に言えば、

「政府の収支健全化が最大の目的なので、

それが達成されれば国民の生活は関係ない。」

という事。


そこに様々な権力構造や癒着が絡んだから、

ややこしくなったとも言えるのではないでしょうかね。

各省庁や官僚に権力が集中し過ぎたのでしょう。


また、仕組み的に沢山政府が借金をする程に

お金を供給すれば、国民がお金持ちになる。

政府の赤字=国民の黒字

(これだと、政府の黒字化が出来ないからダメというのが、各省庁の官僚さん達の言い分なんでしょう。

だから、一概に悪とは言えないのよね。

掲げている正義が違うだけ。)


しかしながら、政府の赤字は

何かしらの資産に変わっているので、実は問題ない。

そうが故、日本は世界一の対外純資産国。

簿記の原理。


ですから、

政府の借金はあくまでも政府の借金なので、

国民一人当たりとかいうのは嘘です。

代わりに資産たんまりあるでしょ?と。


つまり日本国民が豊かと言われるのも、

これが理由です。


「お金持ち」イコール豊かという刷り込みにヤラれてるだけ 笑。


また、

日銀も政府の機関の一つと化しているので、

借金と呼べるかどうか疑問…

ですが、日銀も破綻させないと

金融リセットにいきつかない気もするので、

何かしらの形で、そうするかもしれませんが。

 

更に、個人的に付け加えるとしたら、

日本は「終身雇用」が大前提となっています。

なので、

「所属し、会社の業績に関わらず、決まった日にある程度は決まった給料が支払われる。」

事が「当たり前」になり過ぎているという意識も関係していると私は感じています。

 

全ての収支、コストが省かれて、手元に「お金」や「数字」だけ「ポンッ」とくるので、

そりゃあ皆、「額面」や「お金の量」にだけ敏感になりますよね。

 

 

海外の会社員の多くは自分で確定申告もする訳で、

「自分も一事業者」、

(まあ、過度の競争や奪うという方向に向かう側面もあるのですが…。)

「転職、業種関係なく、複数の仕事をする事も当たり前」。

こういった側面も大きいですよね。

 

劇中でも触れられていますが、

「消費者としては安い方が良いかもしれないが、事業者としては高い方が良い」

そういった概念が薄い訳ですよ。

毎日、毎月コストがかかっており、それをクリア出来ないと事業の継続が難しいという事もあまり分かってないんだろうなと。

仮に頭では分かっていても、感覚では分かっていない人が大半だという事。

事業者経験がある人は話が別ですけどね…。

 

それが経済の衰退を招いたり、面白味のあるお店が次々と無くなり、

チェーン店だらけになったという所以ですね。

 

あとはもう一つ。

「お金の教育が稚拙であり、偏向した教育内容である事」

まあ、これも大きいですよね。

(これもモロに劇中で触れています 笑。)

 

まあ、「蓄えている事=正」や「借金=悪」的な風潮が一番かな~。

 

お金は目に見える、見えない形でも資産に変わっているという事が一番重要な訳で、

お金がお金のまま残っている事が実はナンセンスとも言えます。

 

とても参考になる動画です。

ご参考に。

 

ちなみに日本の資産保有は世界一だそうです。

(劇中にも触れられています。勉強になります~。)

 

まあ、持て余しているって事です。

それだけ資産が沢山ある状況なのに、会社の悪口や不平不満を口にするとかね~ 笑。

私みたいな事業者からすると、

時には借入等をして、時間を割いて、資産も準備をする訳ですから、

感謝しかないんじゃないかというのが、本音です。

まあ、一つの観点として綴っておきます。

 

こちらのエンタメをちょっとご覧頂くと、

今向かっている、所謂

「グレートリセット」

の方向性も見え易くなるのではないでしょうか。

 

ご参考に。


また…


こんな流れも。

また過去からの価値観の延長で捉える人は、

お金が〜‼︎

生活が〜‼︎

と騒ぐんでしょう 笑


個人的にはベーシックインカムの導入は濃厚かなと。

そうなると生活保護や年金制度も要らなくなるかもしれませんね〜。

もっと言うと、生命保険とかも必要ないかもね。

一つの観点として。


~~~

 

「BRICSは金を裏付けとした新たな通貨の導入を計画している」


この様に金本位制そのままなのかは分かりませんが、 

現在の「刷り放題」の状況は終わるでしょうし、そのシステムのリセットが必要になっており、それに向かっている事は確か。

 

ましてや世界統一的なデジタルマネーへの転換という事であれば、

逐一、金の総量に応じた通貨量というのが、算出でき、それに応じた総量をデータとして、発行出来る訳です。

 

ここにベーシックインカム+期限付きの通貨がプラスされれば、

必要なところにお金が回っていきますし、

無限の循環が生まれるという訳です。

 

仮に「沢山持っている」、「手元にきた」としても、

「何に使いたいか」、「どうしたいか」、「どこにどう回したいか」

がないと何の意味の無いものになるという訳です 笑。

(だからこそ、沢山稼げるから凄いとか、持っているから優れているとかが無くなる訳です。

もっと言うと、「出来る」、「出来ない」よりも「体験」とテクノロジーをいかにMix出来るか、

他者と連携が出来るかという事が大切。)

 

本当は今も今迄もそうなのですが、先述の通り、日本の多くの人達はこれらを忘れてしまっている訳です 笑

これで多くの人達が「お金はツール」という事をやっと思い出すのではないでしょうか。

 

前半は不動産の話、後半はグレートリセット、働き方のお話。

後半の話も今向かっている方向を捉えるのに分かり易いですね。

 

ご参考に。

 

 

 

 

 

やっとバブル後、戦後、労働=お金を稼ぐ事、明治からの資本主義、弥生時代以降の所有の概念、宗教性…

欧米的な価値観、文化的な側面が崩壊する最中であり、それらが終わったり、薄まったり、いよいよする訳です。

 

これからはアジアの時代。

もちろん中心は日本です。

 

これからは目に見えるものでも、

目に見えないものいずれにしても、

「物質性」から「精神性」シフトする訳ですし、

それを見越している海外の方々は既に移住、企業も拠点を移してきていますしね。

 

少しでもご参考になればという感じです。

 

とはいえ、「今しか存在していない」のと、「目の前に在る事がすべて」ですので、

そういった感じですね。

 

 

 

ただいまフェア中です。

引き続き、宜しくお願い致します。

 

いつもご覧頂き、ありがとうございます!!