こんばんは、守田矩子（のりこ）です。
先日、明想仲間である友人Ｋちゃんから、
“なるほど～”と思う話を聴いたので
備忘録として残しておきます。
会社員であるＫちゃんは、
現在、育休中です。
育休が明けたら、会社に戻るそうですが、
“子育てしながらの会社勤めって大変じゃない？”
と尋ねて見たところ。。。
驚きの答えが返ってきました。
Kちゃん曰く
「会社員って、楽だよ～。
だって、会社で求められる『役』を
淡々と、こなしていればいいんだから」
と。
なんと！
これぞ全体意識
ではないですか！！
なるほどな～。
会社に居る間は、『Kちゃん』である必要はなく、
その会社の一員である『役』を全うするだけでOK。
そこに、『私らしさ』や『自分の想い』を
持ち込む必要はないのですよね。
いや、私らしさや自分の想いを
持ち込もうとするから、ややこしくなる。
会社を出た後は、『役』を脱いで、
本来の『Kちゃん』に戻れば良いだけです。
舞台に出る役者さんのようなものですね。
役者さんは、舞台上では、
自分が担当する『役』を演じ、
舞台を降りたら『役』を降りて
自分の生活に戻ります。
舞台で王様の役を演じていても、
家に帰れば、一個人ですよね。
私生活で王様のままではおかしいですし、
舞台上で、王様ではない『素の自分』を
出してしまったら、
その演劇は成り立ちません。
例えば、女性には、色々な『役』があります。
家庭内なら
・妻
・母
・娘
など。
家庭外なら
・会社員
・PTA役員
・地域ボランティアやコミュニティのメンバー
など。
妻・母・会社員などは、
『私自身』ではなく、
私に与えられた『役』であり『役割』です。
その役割を果たす時に、
『私らしさ』を出そうとしたり、
我を通そうとすると、
上手くいかない場合が出てきます。
この『役』を全うすることこそ『滅私』であり、
全体の中の歯車の役割を果たす
『全体意識』なのですね。
『個別意識』である個人の感情・思考、
つまり『私らしさ』を持ち込むと、
この役割は上手く回りません。
Kちゃんのお話を聴いて、
私がなぜ、会社員として公務員として
仕事が長く続けられなかったのかが、
瞬時に理解できました(≧▽≦)
私ってば、職場で『私らしさ』を
出そうとしてたわ(笑)
なんなら、私の思い通りに
（良かれと思って）
会社や職場を変えようとしてたわww
そりゃ、上手くいかないはずです。
『自我』のかけらが残っていると、
なかなか『滅私』は難しいと思います。
その役割は私自身ではなく、
単に請け負った『役』なので、
自分を押し殺すのではありませんよ。
『私らしさ』は、『私』であるときに
発揮すれば良い。
『役』に、自分の思考や感情を持ち込むから、
面倒くさいことになるだけなのですね～～～！
自我意識を越え、滅私に徹すれば、
その役を全うするだけなので、
「会社員はラク」という訳です。
これ、会社だけじゃなく、
どの役割を演じる時でも同じですね。
Kちゃん、大事なことをさらっと伝えてくださって、
ありがとう(#^^#)
『滅私』が出来ているKちゃん、尊敬です！
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