マーク・グローウェルズ フルートリサイタル | ピュ~と吹く朝菜の笛吹きブログ

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フルート奏者の坂本朝菜です。栃木県宇都宮市にて「くろねこ音楽教室」を主宰。
くろねこ音楽教室の日常と演奏情報がメイン。
きまぐれで好きなものについて書いてます(旅行・漫画・ゲーム音楽・猫)

今日はOFF日。夕方までここ数日溜めに溜めた家事を片付けて、夜は池袋にコンサート聴きに行って来ました♪

マーク・グローウェルズさんという、ベルギー出身のフルーティストです。

恥ずかしながら、わたし、この方存じ上げませんでしたが、ひょんなコトをきっかけに今回のコンサートを聞きつけ、聴きに行くに至りました。

と言うのも先日、Twitterでピアソラのタンゴの歴史が好きだとつぶやいたんです。

そうしたらそのつぶやきに反応して、タンゴの歴史の第一人者が来日し、レッスンが受けられるのでどうですか?
と知人のフルート吹きさんが教えてくださったのです。
レッスンは日程的に無理だったのですが、色々調べていたらわたしのお休みの日にリサイタルが。
しかもプログラムにタンゴの歴史!

と言う訳で、行く決心。
更に主催はミヤザワフルートさん。
担当の方と以前から別件でやりとりがあったので問い合わせた所、遠方なので…とご招待頂けるコトに♪

場所は池袋駅のすぐ近くの教会
photo:01



素敵~♪
教会でコンサートって良いですよね~

演奏中は撮れないのでプログラム写真を…
photo:02



なんと、今日はフルートとアコーディオンのコンサートだったのです。
ギターやピアノとのデュオは珍しくないけど、アコーディオンとのデュオってどんな感じになるか興味深く、とても楽しみでした。

前半はロッシーニ、グルック、ショパン、など王道クラシックな曲で、眠くならないか心配でしたが、演奏がパワフルで音の厚みも凄くて、とても楽しめる内容。ちっとも眠くなりませんでした(笑)
アコーディオン、時にはオルガンのように、また時にはオケかと思う位の迫力。
わー凄いアリだなー。フルートとアコーディオンって。

後半はピアソラオンリー
なんと、タンゴの歴史はピアソラからマークグローウェルズ氏に献呈された曲なんだって!

…こんなコトも知らずにタンゴの歴史大好きだぜ!と触れ回っているわたしって…おめでたいと言うかなんと言うか(笑)

オブリビオンやらの短い曲やアコーディオンソロでのリベルタンゴ(これまた一人でこんなに出来るの?!と言うとても素晴らしい熱演でした)
を経てのタンゴの歴史

今まで聴いたコトもないような緩急激しいタンゴの歴史。
パフォーマンスもなんだか凄くて瞬きするのも勿体無いような豪華な演奏でした。

アコーディオンの方なんかは譜めくりまでもがカッコ良かったです(笑)
…いやー譜めくりがカッコ良い人初めて見たわ~

そんなこんなでコンサートを堪能し、おなかいっぱいで帰ろうとしたら、打ち上げまでご招待頂けるとのコト。

いやーわたし大して貢献してないのになんて太っ腹なんだろう。ミヤザワフルートさん。

しかも打ち上げの席でも演奏が!

photo:03



間近で
ドビュッシーのシランクス!!

きゃーー!

そしてアコーディオン奏者クリストフデルポルテさんの吹き真似(音声はフルート笑)

photo:04



なんともお茶目な方々です。

やっぱりユーモアもないとあんな楽しいステージできんよね。

練習も勉強も大切ですが、感性を磨くコトもとても大切。
と教えられた一日でした(笑)

素晴らしい機会に恵まれて幸せ~
きっかけをくださった皆様に感謝!

明日からまた頑張るぞ~!


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