さて、少し時間が経ってしまいましたが、昨年12月をもって6年間続けてきた近代人レギュラーバンドを卒業しました。
最後の日、あの素晴らしいメンバーと送れた事を心から嬉しく思います。
今まで応援してくださった方、一度でも足を運んでくださった方、初期・後期含めレギュラーメンバーでいてくださった方、トラで入ってくださった方、本当にありがとうございました!
個人的には今まで頑張ってやってきた事をひとつ手離したので、寂しい気持ちもあります。
その分何やるの?ってきかれたりもしますが、そんなつもりで辞めた訳でもありません。
ジャズはとても奥が深いです。
とてもとても付け焼き刃で満足の行く演奏は出来ない。
趣味の延長として楽しめれば良かったのですが、気付いたら何故だかお金頂いてレギュラー枠でステージに立つ立場になってしまった。
やるからには!と、それなりの準備をする事でなんとか形にして、今までどうにか頑張って来ました。
どんなジャンルでもそうだけど、ジャズはジャズを本当に心から好きな人が奏でる音楽なのだろうな。と思います。
ジャンルにとらわれず垣根なく演奏してきた。というのは私の強みでもあるかもしれません。
譜面を見て吹ける基礎があって、多少のアドリブをする余力も付いて。
でもね、リーダーバンドで毎月レギュラーでライブをするとなると、そこに賭ける労力が今のままでは満足なライブを続けてゆけないな。と思いました。
もっともっとジャズが好きじゃないとこれ以上のパフォーマンスは出来ないなって。
私がそこにレギュラー枠を頂いている。
という事は他の、もっと演奏したい!って人のチャンスを奪ってることでもあります。
だったらもっとやりたい人がやった方がいいな。とも思いました。
でもこの6年間、一回一回のライブをなんとか形にしようとやってきた事は無駄にはなってないと思うし、これからジャズに限らず色んな場で演奏する時に必ず役に立つ、あの経験でしか得られない事をたくさん学べたと思います。
人生にも、もちろんレッスンにも、役に立ってくれると思う。
多分ここに出入りしていた事でかけがえのない友達も出来ました。
だから本当に感謝して、後ろ髪ひかれながら、最後は少し泣きそうになりながら最後のライブを終えました。
レギュラーバンドを辞めたというだけで、ジャズを完全に辞めるわけではありません。
また単発の機会などがあれば演奏したいです。
でもひとまず一旦終了。
という事で、今までお世話になった皆様に感謝を込めて想いを綴りました。
最後になりましたが、こんな私をレギュラーに抜擢してくださった先代マスター、そして、わがままにも応えて応援してくださった現マスター、本当にありがとうございました。
また遊びに行きたいです。
いつまでもこの素敵な場所が在り続けてくれますように。