管理釣り場元管理人の管理釣り場四方山話
2回目の今回のお題は
『シーズナブルパターン』
1回目の管理釣り場の一番良い時期の記事と関連付けて管理釣り場を攻略しましょう
管理釣り場を問わず釣りをする上で
一番重要な事って何だと思いますか?
釣りをする人間は、釣る気満々ですが
魚は、疑似餌(ルアー・フライ)に喰いつくには様々な要素が必要です。
その要素とは?
まず第一にσ(^_^)が考えるのは表層水温です。
理由は、水温で魚が好む(回遊及び定位する)
いわゆる棚が決まるからです。
管理釣り場には様々な形態のポンド(魚を入れている池)が有ります。
使用している水が湧水だったり
河川をそのまま利用したり
河川から水を引き入れたり
河川水+湧水(ポンプアップした地下水)だったり
塩素が少し入っている水道水を入れたプールだったり
使用されている水で水質と水温が違って来ます。
σ(^_^)が在籍していた管理釣り場の形態は
湧水を利用したポンドタイプで
真冬でも表層水温が5℃を下回る日が少ないポンドでしたが
真冬に表層水温がトラウトの適正水温を下回る管理釣り場をメインに釣行されている方が来場されると決まってボトムを攻める方が多くいらっしゃいました。
トラウトの適正水温については、ご自身で調べてくださいね!
(水温を気にしないで釣行されていた方は特に!)
冬だからボトム!
そう決めつけて釣りをしてしまっては
釣行している釣り場の水温によっては
検討違いの棚を攻めてしまいます。
表層水温の重要性は、理解して頂けましたでしょうか?
ここでシーズナブルパターンの話しに戻ります。
表層水温も朝・昼・晩と日照や外気温度で変化します。
魚は、体温調整機能が有りませんので
水温が1℃変わっただけで活性がかなり変化します。
水質が変わらなければ水温が低くても
安定していれば魚の活性は良いです。
管理釣り場の営業期間の秋・冬・春・初夏
水温・水質の変化に合わせて棚を合わせる事が重要に成ってきます。
ほとんど毎日、ポンドを見ている管理人は
魚の状態や魚の着き場や棚を把握しています。
(中には全く気にしない事務的(発券のみ)な方もいらっしゃいますが…)
毎日、条件(水質・水温・外気温度・風・日照・etc)が変化しますので同じ日は無いのですがシーズン中にはパターンが発生してきます。
秋の高水温からの産卵モードのパターン
冬の産卵あけモードの魚と産卵行動をしなかった魚のパターン
春の水温変化・水質変化や水生昆虫の羽化パターン
初夏の日照による水温変化のパターン
色々な釣りのスタイルの方がいらっしゃいますので、このブログではシーズナブルパターンにアジャストした釣り方は書きません。
各々のスタイルに合わせてシーズナブルパターンを考えて
その日の魚の好みにアジャストしてくださいね!
前回こうだったから
いつも行っている釣り場が、こうだから
そんな思い込みを持って釣りをされている方が多いです。
その日の魚の状態(コンディション)を
いち早く探りだし
変わる状況に合わせるのが結果を出します。
釣れない人って
カラーセレクトよりも
棚とスピードがマッチしていないんです。
今日の魚の機嫌は、どうかな?と
シーズナブルパターンを考えて
釣行してみてくださいね!
釣り場に入っている魚種(サイズも)によっても疑似餌の棚や動かし方が違って来ます。
敢えて時期ごとのシーズナブルパターンはこうだ!という記事は、書きませんでした。
上記した理由と釣り場の環境(主に水温)の違いでパターンが違ってくるからです。
良く釣る方は、同じ事を繰り返しやっている様に見えても違う探りを入れながら考えて釣りを組み立てている方が多いです。
シーズナブルパターン
参考に成りましたでしょうか?
管理釣り場の元管理人の管理釣り場四方山話
長文にお付き合い頂きありがとうございました。m(__)m
次回の四方山話は、FBでリクエストが有った三倍体の話しを予定しています。
では、またね(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪