ウッドバレッタの作成 | 蜂坊主のブログ

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ルアー・フライの釣りがメインのブログです。

私なりのウッドバレッタの作成方法です。

一枚板の曲げ木ではなく

切削研磨にての作成です。

使用機材
・バンドソー
・ドラムサンダー(ボール盤)
・ベルトディスクサンダー

・自作ハンドドリル(ピンバイスなど)
・ドライバー
・サンドペーパー
・ガラスコーティング剤(ビアンコート)
・蜜蝋ワックス(仕上げコーティング)

バレッタの金具のRに合わせて型を作成して

ワークに卦書きます。

内Rをバンドソーにて荒切削します。

荒切削した内Rをドラムサンダーにて研磨切削します。

バンドソーにて外Rを荒切削します。

荒切削した外Rをベルトディスクサンダーのディスク部にて研磨切削します。

内外Rをサンドペーパーにて研磨切削跡の

ヘアーラインを研磨します。
荒切削→60番
サンドペーパー掛け→150番→320番→400番
(最終的に1200番まで掛ける事も…)

サンドペーパーの手掛けが完了後に

ガラスコーティングします。
車のボディのコーティングはガラスコーティングが主流に成りましたね!

木材のガラスコーティングも車のボディと同様の効果が有りますので

最近の私の作品は、ガラスコーティングが多く成りました。

ガラスコーティングが硬化してから
(私の使用しているコーティング剤は、約3時間で実用強度が出ます。
完全硬化は、約1日です。)

バレッタ金具を取り付けます。
位置をマーキングして

下穴を空け

アマゾンにて購入した小さな木ネジにて装着しています。

金具を装着して完成したウッドバレッタです。
材は、山桜です。

最終仕上げに蜜蝋ワックスを塗布しています。

このままでも素朴な味わいで良いのですが

ディップアート作家のJUNE_014さんの桜の花を装着しました。
瞬間接着剤のゼリータイプにて接着しましたが

白濁しない様にプライマーを塗布しましたが

残念ながら一部少し白く成ってしまいました。

JUNE_014さんとのコラボ作品の試作だったのですが

接着剤の変更を考えます。

トライ&エラーが試作の際の楽しい時間です。

私なりのウッドバレッタの作成方法を紹介しましたが

様々な作成方法が有りますので

お持ちの機材を活用して考えて作成してみてくださいね~!

私は、加工の際の基準面(水平・直角)を考えて

加工工程を考えています。

因みに加工時間は約30分です。
(ワークの製材・サンドペーパー手掛け時間を除く)

サンドペーパーにての手掛けの時間の方が

各工程よりも一番時間が掛かっています。

では、また(⌒0⌒)/ね~~