アニマル(猫)プレートブローチの作成 | 蜂坊主のブログ

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ルアー・フライの釣りがメインのブログです。

アニマル(猫)プレートブローチをマグネット仕様にしました。
制作の様子をブログアップします。

今回使用した材は、槐の端材からのSDG's作品です。
槐の読みは、エンジュ

延寿/縁寿/縁授などと当て字で縁起の良い木材です。

木と鬼で槐ですので

東北地方では、住宅の木材に魔除けなどと

縁起物として使用される事も有ります。

木目が斜めに入っているので
完成時に木目が水平に成る様にガイドプレートを両面テープにて張り付けます。

卓上糸鋸盤にてワークを2つにしました。

余分な部分を更にカットして
糸鋸でカットよりも時間短縮出来る
ディスクサンダーにて余分を切削

トリマーテーブルにて倣い加工します。


厚みが十分過ぎるほど有るので
バンドソーにて半割りします。
安物のバンドソーですのでガイドがソーに対して

水平直角に成る様に簡単な治具を作成して

切削幅を合わせています。

切削時のドリフト現象も起こらず

切削面荒れも治具の使用前よりもしなく成りました。

バンドソーでの切削面荒れをベルトサンダーにて荒研磨します。
研磨前(上) 研磨後(下)の比較写真です。

ネオジム磁石の装着穴をボール盤にて

ネオジム磁石の径に合わせたエンドミルにて加工します。
穴溝の位置は、適当です。(汗)
加工後にベルトサンダーにて仕上げ研磨しています。(写真無しm(__)m)

最終仕上げは、400番サンドペーパーでの手仕上げです。
エッジのバリと鋭角な角などを落としています。

木工製品は、研磨するほど手触りの良いツルツルに成りますが

加工の際の切削面荒れを研磨していますので

一個一個寸法が微妙に違っています。

面荒れ具合での違いからです。

全て手仕上げでのサンディングだと

時間が掛かり過ぎてしまうので

ベルトディスクサンダーを切削毎に掛けています。

私の木工加工では、一番作業頻度が高いです。

私の作成品を購入して頂いているリピーターさんが

仕上げ面を評価して頂いている方がいますので

品質が落ちたと言われない様に

拘って行こうと思っています。

ツルピカ仕上げには成っていますが

空気に触れての色変化防止の色止め効果と
簡易防水効果を狙ってガラスコーティングしています。

更に蜜蝋ワックスを掛けて撥水加工をしています。

ガラスコーティング完了後に

ネオジム磁石を装着して完成です。
(写真が枚数規制にて無しm(__)m)

一枚目の写真を参考にしてくださいませ。

内側のレザーは、高級ソファーに使用される革を使用しています。


穴を空けたく無い生地の素材に

マグネット仕様のブローチは重宝します。

洋服などにピン穴を空けたく無いので

ブローチは、使用しない方もいらっしゃると思っています。

革製のバッグにも取り付け可能ですので

是非ともお試しあれ!

アニマルプレートブローチのマグネット仕様のご案内でした!

では、また(⌒0⌒)/ね~~!