竹製のアイスクリームスプーンの試作 | 蜂坊主のブログ

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アイスクリームスプーンを作成して欲しいと

要望が有りましたので試作しました。

最初に試作したのは欅の薄板の端材で
カップアイスに付いてくる薄板タイプです。

少しだけ厚みを増やして大きくしました。
R加工や穴空けは適当な、やっつけ作業です。
(;´・ω・)ウーン・・・なんかコレじゃない感が…

なので、要望元が使用している物を

サンプルとして預かりました!
竹製のアイスクリームスプーンです。

表面塗装処理が無い為、後端部にカビが見られました。

カビてしまったので要望が出たのかなぁ~?

数千円にて購入した物だとか…

現在の一般流通価格は、1000円位ですね!
(ググりました)

形状をモディファイして試作しました。
横幅を少し狭くして

柄の表面をフラットにしました。
防水対策にガラスコーティングしました。

蜜蝋もとも思いましたが、撥水加工してしまうと

アイスクリームがツルリと滑ってしまうかな?

と思い、蜜蝋は施しませんでした。

洗って、干して保管出来る様に後端部に穴を空け

専用のスタンドを竹の集積材の端材(ボックス作成時の)と

竹の箸(棒材)を利用して作成しました。

二個収納仕様です。
スタンドもガラスコーティング済みです。

アイスクリームスプーンを作成するよりも

乾燥収納スタンドの作成の方が作成時間が掛かっています。(汗)

アイスクリームスプーンの作成手順は
(写真の枚数規制の為、写真は割愛)

竹割り(竹割り鉈)後に板材を作成します。

ベルトサンダーにてピス側(竹の内側)のフラット出し(板の作成の基準面に成ります)後に

サイドの一面をディスク部で仮垂直出しして

バンドソーにて両サイドを本垂直出しと幅の整形をします。

各切削後には、ベルトサンダーにて面研磨しています。

板材が出来たら形状をワークに卦書き

ボール盤のドラムサンダーにてR研磨切削整形します。

柄の部分のストレート部分は、ベルトディスクサンダーのディスクにて切削整形しました。

スタンドに下げられる様にボール盤にて穴を空け

ベルトサンダーのR部にて全体を面取り研磨して

サンドペーパーにて手仕上げ研磨して

ガラスコーティングして完了です。

竹の強度は、一般的な木材の1.5~2倍有ります。

なのでもっと先端を薄く作成可能ですが

元々使用されていた物に近い形状に作成しました。

販売品のラインナップに加わるかは…


では、また(⌒0⌒)/ね~~!