クラック有りの端材をレジンウッドの敷き板に! | 蜂坊主のブログ

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CAINZにて購入した88円の端材
左は、多分ホワイトアッシュ(米タモ)
右は、多分欅

クラック有りの欅材をクラック部を取り除いて

普通なら使用するのでしょうが

クラック部にエポキシを入れて

レジンウッドにしました!

使用した機材は
バンドソー(寸法微修正)
ベルトディスクサンダー(研磨)
ヒートガン

その他
エポキシ(百均)
両面テープ(枠組)
染料(百均)
サンドペーパー(角の糸面取り)
ガラスコーティング剤(ビアンコートB)

エポキシを流し入れる枠を両面テープにて作成して(写真無し)

エポキシに染料を入れて撹拌して

クラック(欠け部)にエポキシを流し入れ

ヒートガンにて気泡を無くし

粘度を緩くしてクラックの奥まで

エポキシを入れます。

レジンウッドを作成の際の注意点は粘度と気泡です。

UVレジンを使用するなら

UVを充てて硬化可能な部位に使用してください。

クラック等の内部まで浸透させての硬化は

UVが届きませんので内部が硬化しません!

考えれば当たり前の事なのですが

何も考えずに安易にUVレジンで

やってしまうと失敗します!(経験談です)

エポキシの気泡抜きと粘度を緩くするのに

ヒートガンを使用していますが

熱し過ぎに注意が必要です。

ヘアドライヤーなどでも代用可能です。

熱を入れて粘度を緩くすると

本来の硬化時間よりも硬化時間が伸びますので

流し入れ作業にゆとりが生まれます。

焦らずに、熱を入れながら作業してくださいね!

両面テープにて枠を作成したのは

硬化後に両面テープを剥がすと

接着糊だけエポキシ面に残って

テープを剥がせるからです。

木組の枠だとエポキシと木が接着されてしまい

後工程の作業が増える!

ウレタンシートで枠を作成するのは

手間(時間)が掛かる!

ふとした思い付きで

両面テープで、やってみたら良かったので

以後は、両面テープで枠を作成しています。


エポキシを流し入れて完成したレジンウッド
約L140x110xH11mm
余分を研磨したら空気穴が有りましたが
しっかりとクラック補修もされ
クラック部に詫び寂びを感じる

敷き板の完成です!
(もう少し薄いブルーにしたかったですが…)

研磨で白く成ったエポキシ部は

ガラスコーティングを表面全体に施し

白濁もなくなっています。

小さな花瓶の敷き板としても良いですが

私は、朝市・マルシェにて

展示販売用の什器(敷き板)として使用します。


ワーク材(多分欅材)が88円
エポキシが百均で110円(半分使用)
染料が百均で110円(耳かき二杯使用)
ガラスコーティング費
作業時間は、小一時間です
機材使用料と作業代は、プライスレス

自然が織り成す皸の美を生かしたレジンウッド

自分には、満足の行く物に成りました🎵


では、また(⌒0⌒)/ね~~!