ランディングネット用リーシュコードの作成 | 蜂坊主のブログ

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ルアー・フライの釣りがメインのブログです。

ランディングネット用のリーシュコードの

作成依頼が有りましたので

作成の様子をご紹介します。

用意したパーツです。
鹿角ビーズx2(銘木ビーズではなく今回は鹿角)
鹿角の釣り針型チャーム(コードのエンド処理用)
カラビナx2
Dカンx2
革タグx2
メルヘンアート アウトドアコード2.5mx2
(鹿角は、ガラスコーティングしています)

使用機材
バンドソー(鹿角カット)
ベルトディスクサンダー(鹿角切削面研磨)
ボール盤(鹿角の穴空け)
卓上糸鋸盤(釣り針型チャーム作成)
ハンディルーター(釣り針型チャームの整形研磨)

革タグは15mm幅の革レースを使用して

ハサミ✂️でカット後に

8mm6mm4mmのポンチで穴を空け

ハサミにて両端をラウンドに切りました。

使用するコードの径が約3mmで

一本の耐過重が約180kg有ります。

丸4つ編みすると

径が約6mmに成りますので

片方の革タグには6mm径の穴を2つ空けています。

3つ穴の空いているタグの方は

折り返し部が8mm径で

もう1つが6mm径

4mm径の穴は、コードのエンド処理用です。


丸4つ編みするコードを準備します。

ほどいたコードを一方向に数回しごきます。
写真の様に余分な被膜が片方のエンド側に寄ります。

被膜が寄ったエンドをカットします。

カットしたエンド方向にコードを数回しごきます。

余分な被膜をカットします。

カットしたエンドを焼いてほどけ防止をして
コードを半分(5mを2.5m)にカットして焼きエンド処理します。

Dカンにコードをセットして4つ編みします。
今回は、丸4つのステッチ編みです。

二色のコードの丸4つ編みには

ステッチ(平行)とスパイラル(螺旋)の二種類が有ります。

編み方は、ググると詳しく有ります。
(編み方の詳細は、割愛しました)

10cm程編んだ所でビーズと革タグを通してセットします。
回しながらひねるとビーズも革タグも移動します。

お気に入りの鹿角の柄の位置に合わせる事が出来ます。

革タグが無くても鹿角ビーズがズレる事は

意図的にしないとズレない様に穴径を

丸4つ編みのコードに合わせていますが

念の為のズレ防止と見た目を考えて

革タグを付けています。

コードの長さが約80cmにまで編んで
革タグと鹿角ビーズを通して

Dカンを装着して折り返します。

コードの一本を残して、他の三本をカットして焼き処理をして
残した一本でエンド処理をします。

エンド処理したコードに釣り針型チャームを装着して
焼き処理をして完成です。

完成したリーシュコードです。
良い感じの色合いですね~!

Dカン&カラビナを金具に使用しているのは

水辺にて使用する物ですので

カラビナが駄目に成っても

簡単に交換可能な仕様にしています。

オーダーを頂いた方のフィッシングライフが

より良く成ります様に

願いを込めて4つ編みしました。


では、また(⌒0⌒)/ね~~!