ウッドボックスに使用するヒンジの悩み | 蜂坊主のブログ

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ルアー・フライの釣りがメインのブログです。

ルアー・フライ用のウッドボックスに使用する

ヒンジの悩みです。
メイン使用のL型ヒンジ
背面に出ない様に配置しています。

蝶番型のヒンジ金具でも

金具が飛び出さない様に作成可能ですが

高級感が、少しは出るので

蝶番型と比べると

ヒンジの単価が上がりますが

L型ヒンジを使用しています。

ヒンジが飛び出さない様に作成している訳は

飛び出したヒンジ金具が他の物に

引っ掛かるのが嫌なんです。

ポケットからの出し入れ時に引っ掛かる

他の物に金具で傷を付ける

プラケースと比べると高価なウッドボックス

ウッドボックス同士が金具で傷付くのは…

そんなこんなでL型金具を使用していますが

入手先は、Amazonです。

物は、大陸製(原産国を名指しするのは…)です。

左側のは、NG品が含まれて届きました。
真ん中と右側のは、同じ販社ですが

パッケージ違いです。

左側のNG品は、写真の上側の二個です。
上側の右側のは、あからさまにNG品
左側のは、ピンの圧着ミス品です。
使えなくは無いけど…
こんなのが商品に含まれているのが大陸製です。

品質管理をしっかりして欲しいですね~!

まあ安いからと諦めていますが…


品質管理の悩みも有りますが

金具が飛び出さない様に使用するには

そのままでは、構造上の欠点が有ります。
欠点とは?
角の出っ張りです!

このまま使用すると

背面のL字開き用の切り欠き加工の量を

大きくしないと成りません。
切り欠きを極力少なくしたいので

ヒンジを加工しています。

左側のは加工後(黄色部分) 右側のが加工前
削ると金色から銀色に成ってしまうので

黄色のマジックを…(汗)

加工したヒンジ金具の角の出っ張りが有ると

何が問題なのか?

背面の切り欠き加工の寸法を間違えると

開閉時に角の出っ張りが引っ掛かかり

開閉がスムーズに行かない

90度まで開かない問題が発生します。

加工せずにスムーズな開閉にするには
約5.5mmの切り欠きが必要です。

上蓋と本体の背面に

合わせて約11mmの切り欠きが有るのと

角落とし加工した物だと

金具の圧着ピンのセンターが約2.5mmなので

最小限の切り欠きは

上蓋と本体合わせて約5mmと

約半分の切り欠きに成ります。

見た目が、まるっきり違います。


使用しているL型ヒンジの商品開発時に

角を落とした物を設計していたら…

あまりニーズが無い商品なので

日本製の物が見つからないんです。

日本製の物なら品質管理が、しっかりした

不具合が発生しない商品開発がされていると…

私の作成しているL型ヒンジのウッドボックスを見て

L型ヒンジを使用して作成してみようと思った方は(私もInstagramで見てコレだ!と…)

こんな注意点が有りますので

参考にしてくださいませ。m(__)m

隠しヒンジなる樽型のヒンジも

L字開きの金具で有りますが

埋め込み穴の位置精度や

埋め込み接着時の深さや向き合わせなど

かなり面倒くさいので(経験談)

不満を頂きながらも

現状のL型ヒンジを使用しています。


では、また(⌒0⌒)/ね~~!