一辺が80mmの正三角形の板の作成 | 蜂坊主のブログ

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厚み10mmで一辺が80mmの


正三角形の板の作成依頼が有り


失敗も有りましたが、作成しました。


作成に当たり先ずは、倣い加工用の

テンプレートガイドを作成しました。

コンパスを使用して正三角形を作成して

竹の集積材に角をマーキング

荒カットして

最初の辺にストレートの板を貼り
ディスクサンダーにて削り(追い込み加工)

自作のトリマーテーブルにて倣い加工
加工前↑   加工後 ↓
他の辺も同様に加工して
概ね一辺が80mmの正三角形に成りました。

CAINZにて購入したアガチス材で試作

角が欠けて倣い加工に失敗
気を取り直して二回目の加工も失敗しました!

欠けてしまうのは、材質?

Kansekiにて朴材を購入して試作してみました。

朴材でも、やはり欠けてしまい

何故欠けてしまうのか?

原因を考えて再度試作しました。

欠け対策として

木目の繊維方向で欠けやすい辺の

追い込み加工をせずに多目に残し(強度アップ)

トリマー加工の基本のアップカットだと

刃物の力が欠けやすい方向に行くので

逆方向になるダウンカットにして

欠けやすい木目の辺の角だけを加工して
残りはアップカットにて加工して

角の欠けの無い正三角形の板を作成しました。

トリマーの基本のアップカットのみで

加工したワークは、全て一ヶ所角が欠けてしまい

アップとダウン(欠けやすい辺の角)併用での加工で大丈夫でした。

トリマーを使用しての倣い加工で

今まで欠けてしまった原因を知る

良い経験に成りました。

欠けてしまった試作品は

何も考えずに作業してしまった故の角の欠け

しっかりと考えて仕事をすれば

自ずと良い物が出来る

当たり前の事を思い出せた品物に成りました。


では、また(⌒0⌒)/ね~~!