チーク材の寄せ木の木の葉を作成しました。 | 蜂坊主のブログ

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チーク材の寄せ木の木の葉を作成しました。

葉の部分のサイズは、約45mmです。

葉も芯材も全てチーク材です。
(ガラスコーティング済みです)

以下は、作成の様子です。
材は、とある建具屋さんから頂いた
オイルフィニッシュ済みの嵌め板?の端材から作成しました。
先ずは、切り欠き部を削除して普通の板材に
製材しました。
耳部分がバックラッシュして危なかったです。
(写真の下段左側)
テーブルソーは、バックラッシュに気を付けてくださいね~!
過去に材が飛んで来て当たり、ヤバかった事が有ります。

切り落とした耳も芯材として活用しています。

芯材と葉の材を準備して葉の材を三角にカット

普通は、カットした片方をひっくり返して
(左側のワーク)
木目が交差(ヘリンボーン調に)させるのですが

長材から切り出しましたので
カットする向きを互い違いにカットして
葉脈に成る木目をなるべく対象にしました。
(見辛いですがナンバリングを参考に!)

寄せ木の木の葉作りでの大事なポイントは

貼り合わせ部分(グルーライン)の面を

いかに真っ直ぐにするか?です。

私の場合、貼り合わせ面の研磨は

当て板を使用して研磨しています。
トリマーにて鋸目除去する方法も有ります。
(方法は、様々です)

貼り合わせ時にクランプしやすい様に
耳を落とします。
(落とした耳が大きい場合は、更に木の葉にしています)

芯材をテーパー状に加工します。
当て板に両面テープにて貼り付け
ベルトサンダーにて研磨切削します。
オイルフィニッシュして有る材でしたので
両面を加工しました。
貼り合わせ面に成りますので
この加工でグルーラインが綺麗に成るか?
が決まる重要な作業です。
ストレートな薄板の芯材でも良いのですが
トライアングルテーパーに拘っています。

パーツを貼り合わせて寄せ木にします。
クランパーを使用してしっかりと圧着しています。
作業時間の短縮と耐水性を考慮して
瞬間接着剤ゼリータイプを使用しています。
(普通の木工ボンドは、水に弱いです)

完成した寄せ木のワークに形状を卦書き
糸鋸盤にて切削加工します。

枝部の根元をデザインカッターにて整えます。
(圧着接着時に接着剤を全面に塗布していないのは、この作業を楽にする為です)

ベルトサンダーのR部で研磨切削します。
(写真のワークは、以前の加工時の写真です)

カーブドリーフ&両面テーパード加工しています。
拘りのポイントです。
(耐水仕様のガラスコーティングもです)

様々な色合いの樹種を追加作成予定です。

アクセサリーのチャームとしてだけではなく

最近では、飾り物として購入される方が増えて来ています。(傘付きどんぐりと合わせて)

ありがたい事です。m(__)m

スプーンや箸置きとしても使用可能ですが

人数分を揃えると合計金額が…

贅沢な箸置きに成りますが、いかがですか?


では、また(⌒0⌒)/ね~~!


使用機材
テーブルソー
バンドソー
糸鋸盤
ベルト・ディスクサンダー
ボール盤(金具取り付け用穴空け)

その他
クランパー
サンドペーパー(400番で全体の仕上げ研磨)
瞬間接着剤ゼリータイプ(百均)
ガラスコーティング剤(ビアンコート)