花梨瘤のバードコール+ホイッスルの試作 | 蜂坊主のブログ

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花梨瘤材のバードコール+ホイッスルを試作しました。
ガラスコーティング済みの写真です。
(黒墨は、切削焼けです)

バードコールとホイッスルの音色です。
動画後半のホイッスル音にご注意ください。

ヤフオクにて以前に一本約1000円(送料別)にて

花梨瘤として購入した角材から作成しました。
長さ約60mmにカットして
4分割しました。

バードコール用とホイッスル用の下穴を空けて

面取りをして八角形にボディを作成して

ホイッスルの吹き出口を整形して
花梨瘤のリードを作成しました。
リード材は、別の方から購入した花梨瘤材の端材です。
旋盤にて丸棒を作成して(加工時の匂いは、花梨材らしい甘い匂いです)
下穴と擦り合わせをして
リードを作成後に、ボディを600番にて仕上げ研磨をして

ボディとホイッスル内部とリードを
ガラスコーティングします。
外側・内部共に防水対策の為です。
ガラスコーティングにての色合いの変化です。
乾燥硬化後にリードを装着して
余分を擦り合わせして

再度ガラスコーティングしています。

Bee's Fishing Craftのレーザー彫刻をして有ります。

面取り加工にて八角形の加工時に

計算ミスで、しっかりした八角形には成りませんでした。(汗)

まあ試作品ですので…

試作なら花梨瘤材じゃなくても良いのでは?

そう思われる方が多いと思います。

花梨瘤材は、繊維の向きがまちまちで

入り皮が有ったり

巣穴が有ったり

腐った部分が有ったりと

折れやすいので

実際に製材・加工してみないと

完成品が、作成可能か?

判断出来ないからが理由です。

瘤(バール)材の加工には、神経を使います。

ウィルス感染等により瘤が出来ると言われています。(悪く言うと病気の瘡蓋です)

流通量が少ないので、高価ですが

木材の質としては、瘤材は最悪な素材です。

希少・貴重性から高額な物なので

持て囃されていますが、木の本質を考えると

私の好みでは…(汗)
(私は、トラ杢フェチです)

落としたりするとクラックが入ったり

割れたりしますので

ガラスコーティングにて

少しは補強して有りますが

取扱いには注意が必要です。

前回試作したゼブラウッドの丸棒の物は

欲しいと言う方にお譲りしました。

今回の試作品は、千葉のとある方に

納品遅れのお詫び品として

差し上げる予定です。

取り敢えず、まだ三個のワークが有りますので

しっかりと八角形ボディに成った品を

また後日にでも、ご案内します。

好評なら、材がまだ有りますので

追加作成しますが…

販売予定価格は、一個2000円を予定しています。


では、また(⌒0⌒)/ね~~!


備考
ボディの花梨瘤材は、花梨らしい匂いがせず
一般流通名が花梨のマカかアフゼリアの瘤材だと思われます。
花梨瘤材としてのプレミア価格は、付けていません。
割れやすいので慎重に加工しますので、加工時間の約2時間の2000円です。