第213回TOEICを受験しましたので、ブログを更新します。

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【はじめに】
新形式のTOEICを受験したのは、今回がはじめてです。新形式議論が落ち着くのを見てから受験を考えていたのだけれど、素振りをするより試合に出よう、と。世の中には、打席に立たないと分からない事がある。


【旧形式の公開試験受験から今まで】
最後に公開試験を受験したのが、旧形式最後となる今年の4月。その時のスコアが705点で自己ベストは更新出来ず、5月の明治IPでは600点落ちという屈辱を経験し、7月の会社IPで790点の自己ベストを出しました(IP試験だから参考記録という位置付けです。)。


学習内容(ヤッタコト)という側面から申し上げますと、5月から現在にかけて語彙を3,000程度増強し、分厚めの文法書を3〜4周程度読み返し、でるせんをひたすら演習しました。また、旧公式問題集のpart4をテスト2回分、part3はテスト1回分程暗唱しました。


新形式の公式問題集を解いたのは9月に入ってからです。


【試験当日雑感】
試験会場は横浜市内の某所。12時頃には諸々の手続きとマークシート記入を終え、Twitterで臨場感を楽しもうと思っていたのですが、電車に一本乗り遅れ、乗り継ぎに失敗し、駅が工事中だった為に想定より遠回りし、会場が少し入り組んだ立地だった為に12時15分程度に会場入りしました。


オモテ面の記入欄を鉛筆とマークシート用シャーペンで12:25分頃に埋め終え、筆記用具、ティッシュ、スマホ、免許証を机に残して待ちました(スマホは電源を切ったか試験官が巡回する場合があるのでギリギリまでしまわない)。


待ち時間の間は、消しゴムが黒ずんでいたので、机をこすって綺麗な部分が出て来るようにしていました。


今回、実は週頭から風邪をひいており、ラストスパートの週で減速してしまったのですが、それが逆に奏功したのか、熱しすぎず冷めすぎずメンタル的にはとてもリラックスして受験出来ました。


イメージ的にはこんな感じ↓です。
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普段、僕はどちらかと言うと、カツ丼を食べ、眠眠打破を飲み、クラブミュージックをガンガンにかけて試験会場に出向き、前のめりになって受験するようなタイプだったのですが、今回のような心理状態で臨むのは、初めてです(coboさんに似てきたのでしょうか)。


【試験難易度所感】
part1は下記の6枚です。

1.パソコンと男性
2.ベンチで向かい合う人
3.引き出しとおばちゃん
4.建物付近に男性2人(ひし形の床)
5.ソファーと絵画と1人用椅子、机の上に書類
6.川辺に自転車,スマホで写真撮ってる人

《リスニングセクション》
Part1:易 たぶん全問正解
Part2:やや難(ネットで騒がれている程でも無い?)
Part3:難 まだ試験形式に慣れません。
Part4:難 暗唱したのと似たようなセットが少なかった気がします。

リスニング全般に関して言うと、Part1のディレクション時点で、MIC問題と図表問題を読み込むようにしています。マークシートにチョンと目印をつけて、MIC問題のセットになったら意識のレヴェルを一段上げるようにします(3人の話者の問題は〜three speakers.という音声が流れた瞬間に意識のレヴェルを上げます。)


図表問題は、場合によってはストーリーをイメージ喚起する一助となるので、余り苦になりません。MIC問題は音声の往復数も長くなっているので、厄介ですね…。

《リーディングセクション》
Part5:難 全文読みに意識が行き過ぎてしっかり読み込んでしまった感想です。


最初の15問を5分程度で捌けたのに、後半で時間を浪費してしまいました。ここまでで、14時に差し掛かっていたので、焦りました。

Part6:やや易

文挿入問題がやや不安。従来形式の設問は素直な問題の印象でした。ボリュームも少なかったです。Part6を終えた時点で14:10経過で50分残し。黄信号です。

Part7SP:易

サクサク選べました。7に関しては、新形式から、順番に解くようにしています。今までのSP後半に襲って来る難解な文章も(いつもは飛ばす)影を潜めていました。SP終えた段階で14:45分位。29問を35分位なので、自分的には普通か少し遅い位です。

Part7DP:難

DPも頭から解きました。DP1個目を終えた段階で7〜8分程残っていました。だが、ここで痛恨のミスです。


残り20問で最大限点数を稼ごうと、TP含めて抜き出し読みしようとしてしまったのです。あれ程、全文読みじゃなきゃダメだと言い聞かせていたのに、、、。


ここで3〜4分程浪費し(そして、抜き出し読みで答えられる問題も殆ど見つけられず)、結局DPをアタマから読んでいる時点でスタミナ切れとタイムアップでした。塗り絵は18個位。旧形式と同じ位です(と言う事は読解スピードは上がっている?)。


20個の問題を荒く解くより、5個の問題をしっかりと解いた方が正答率は絶対的に高くなるという事実を以降は忘れないようにします。


一回受験した程度なので、安易な事は言えませんが、新形式でカギを握るのはPart5,6,7SPだと思います。このパートを45分〜50分程度で駆け抜ければ、Rの400点超えが見えて来る気がします。

【総括】

ハッキリ言って、旧形式と新形式は全くの別物、と言うのが個人的な感想です。問題形式がどうこう、とかそうゆう次元の話では無く、扱われる英文の平易さ、問われている事が違う、という意味において別物です。


野球に例えて言うなら、カーブやスライダーやシンカー、場合によってはナックルも使って勝負していた球速135キロ位のピッチャーが、球速148キロ位の手元で良く伸びるストレート、変化球はキレの良いカーブと良く落ちるフォークだけで勝負しに来た感じです。


野球の事は余りよくわからないのでこの位にしておきます笑。


それでは対策を練って10月に臨む事と致します。お付き合い頂きまして、ありがとうございました。