4日目(2002年2月16日)

2月13、14、15日とニューヨークに滞在し、16日の早朝、私たちは次の目的地のウィスコンシン州ミルウォーキーへと向かいました。ミルウォーキーでは、WWE(当時WWF)の特番「No Way Out 2002」と、RVDのサイン会(ともに17日)に行きました。


NYラガーディア空港からシカゴ・オヘア空港を経由し、ミルウォーキー空港にはお昼前に到着。予約していたダウンタウンにあるベストウェスタンホテルまでは、タクシーで。ここでは白タクには乗りませんでした(笑)

チェックインするには早い時間だったので、荷物をホテルに預けて、ちょっとダウンタウン探索へ。
といっても、大都会ニューヨークと違って、ここミルウォーキーはちょっと寂しい街中でした。
しかし、建物などは風情があっていい雰囲気です。街の色は茶色っていう感じがして、なかなか日本には無い趣きがあります。

$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

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ホテルの近くにグランドアベニューモールというショッピングモールがあったので、入ってみました。土曜日のお昼ですが、あまり人は多くありませんでした。
お腹が空いたので、モールの1階にあるレストランで、ピザを注文。

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まず、出てきたサラダが大きく、ジュースも1リットルはあろうかというビッグサイズ。これだけでお腹がいっぱいになりそうでした。

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待つこと数十分、出てきたピザは今まで見たことのないぶ厚いピザ(なので、焼きあがるのに時間がかかることで有名)。いわゆるシカゴのディープディッシュピザです。でかい、ぶ厚いのたっぷりボリューム、そして、どっぷり濃厚な味だったので、夜になってもお腹は空かず、この日は夕飯は食べずにそのまま寝ました。

フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

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5日目(2月17日)
この日の夜はブラッドリー・センターでWWEの特番「No Way Out 2002」を観戦するのですが、午前中はロブ・ヴァン・ダムのサイン会に行きました。

サイン会に行く前、ホテルのB1Fで朝食サービスがあるそうなので、そこで朝食をとることにしました。
ホテルにはエレベーターが一つしかなく、なかなか来ないので、階段で行こうと思い、おそらく避難用だと思われる階段の扉を開け、中に入りました。

しかし、薄暗く不気味だったので、やっぱりエレベーターで行こうと思い、再度、ドアを開けようと、ノブを回そうとしたのですが、ロックされていて、開きませんでした。

階段からはホテルの客室に入れないようにしているのでしょう。扉をドンドン叩いたのですが、誰もいなかったらしく、開けてくれる人もいません。出ることができないのではないかと焦り、薄暗い不気味な階段を、5階から各階の扉を開けようと、妻と二人で降りながら、試してみましたが、どの階の扉も開きませんでした。

閉じ込められたのではないかと、怖くもなってきたのですが、1階まで降りると、扉が空きっぱなしになっていたので、ようやく出られることができました。邦人夫婦がミルウォーキーのホテルで行方不明というニュースにならなくて良かったです(笑)

地下1階でトーストとオムレツを食べ、午前10時半からはじまるRVDのサイン会へと向かいました。

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サイン会の場所は、ホテルからは車で十数分のPotawatomi Bingo Casinoというカジノ会場でした。開始20分前に着いたら、ものすごい行列。カジノ会場のため、21歳未満は入場禁止とのこと。

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並ぶこと1時間半、ようやくRVDの姿を確認することができました。私たちの後ろに並んでいた黒人のおばさんは、RVDを間近で見て、「cuuuuute!!(キュ~ト!)」と一言。私が振り返って、そのおばさんを見たら、思わず口をついて出てしまったらしく、とても恥ずかしそうにしていました。

フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

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RVDは私たちが日本人とわかると、「ゲンキデスカ~」と日本語で話しかけてくれました。

フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

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ようやくサインをもらい、部屋を出て、ポスターの前で写真を撮ったら、女性のガードマンに怒られてしまいました。サイン会会場内は大丈夫だったのですが、それ以外の場所は写真撮影禁止とのことだったようです。

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RVDのサイン会が終わり、ダウンタウンへ戻ってきて、前日に行ったグランドアベニューモールの3階のフードコートのPanda Expressでランチ。Panda Expressは、アメリカのどこにでもあるチャイニーズ料理のチェーン店で、値段も安く、そこそこ美味しいので、この後のアメリカ旅行でも何度か利用しています。

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ホテルから会場のブラッドリー・センターまでは、歩いて数分です。会場までの道中、街の風景などをカメラで撮っていると、どこからか現れたおじさんが、「Picture.Picture.」と言って近寄ってきたので、てっきり私たちをカメラで撮ってくれるのかと思いきや、自分を撮ってもらいたかったらしく、撮ってあげたら、ニコニコと喜んで、向かいにあるバーへ入って行きました。

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会場のブラッドリー・センターは、NBAのミルウォーキー・バックスのホームアリーナです。前日はウィスコンシン大学のバスケの試合が行われていました。
とにかくめちゃくちゃ寒かったのですが、なぜか半袖Tシャツ姿の人も何人か見かけました。

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ロックのTシャツを着た女の子。寒くないのかなぁ?


今回の「No Way Out 2002」には、WCWで一世を風靡したハルク・ホーガン、ケビン・ナッシュ、スコット・ホールのnWoが、WWEに登場するという歴史的な日ということもあり、会場は超満員でした。
私たちの席は会場の一番上から数列目だったので、会場全体を見渡すことができたのですが、空席が全く無いほどギッシリ入っていました。

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当時のWWEはストーンコールド、ロックの二大エースを筆頭に、アンダーテイカー、HHH、カート・アングル、クリス・ジェリコらが活躍していたWWE全盛期。そこにnWoの3人が登場するということで、超満員の会場内は、開始前から異様なほど盛り上がっていました。
(この2年半後、同じ会場で「Taboo Tuesday 2004」を見たのですが、その時はこの4分の1くらいの観客でしたが。)

私の後ろの席の人が興奮しすぎたせいか、飲んでいたビールをこぼすというハプニング。そのせいで私の席までビールが流れてきて、足元からビールの臭いがぷんぷん。変なところで、“ビールの街”ミルウォーキーを体験することになりました(笑)

特番のスタートがいきなりのnWo登場ということで、場内は蜂の巣をつついたような大騒ぎに。
特にホーガンへの声援が物凄かったです。驚きました。ホーガンは別格でした。アメリカでのホーガン人気は、日本で考えられているのより100倍は違うと思っていただいても結構です。大袈裟かもしれませんが、それくらい凄かったです。
この時の体験から、「ホーガン見るなら、アメリカで。」という格言を、私は日本でハルカマニアの人に会うと、言い続けています。そして、この1ヶ月後のレッスルマニア18で、私はホーガン人気の凄さを、あらためて思い知らされることになりました。




今大会は、クリス・ジェリコ対ストーンコールド、HHH対カート・アングル、ロック対アンダーテイカーの豪華3大決戦が組まれていたのですが、nWo、いやホーガンの登場が全部持って行ったような感じでした。
3試合ともいい試合で、とても面白かったのですが、やはりnWoは、WWEにとって“毒薬”だったのかもしれません。


フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

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WWE(WWF)「No Way Out 2002」(2002年2月17日ウィスコンシン州ミルウォーキー ブラッドリー・センター)
・A.P.A vs. ビリー&チャック vs. ハーディー・ボーイズ vs. ダッドリー・ボーイズ vs. ランス・ストーム&クリスチャン vs. スコッティ・2・ホッティ&アルバート(タッグチーム・ターモイル戦)
・タズ&スパイク・ダッドリー vs. ブッカーT&テスト(WWFタッグ王座戦)
・ウィリアム・リーガル vs. エッジ(IC王座戦 ブラスナックルズ・オン・ア・ポール戦)
・ロック vs. アンダーテイカー
・HHH vs. カート・アングル(次期WWF王座挑戦者決定戦 特別レフリー:ステファニー・マクマホン)
・クリス・ジェリコ vs. ストーンコールド・スティーブ・オースチン(WWF王座戦)




6日目(2月18日)
RAWの開催地シカゴに向かうため、ミルウォーキー空港へ。ミルウォーキーへはこの後、2003年6月、2004年10月にも行くことになりました。



というわけで、次回はシカゴについて書きたいと思います。








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