$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅-レッスルマニア18




前編からの続きです)

トロントにおいて、プロレスの象徴でもあったメープルリーフガーデンの隣のホテルに宿泊したのですが、レッスルマニアを見に行く宿泊客も多く、WWE(当時WWF)のTシャツを着たファンたちが大勢いました。

$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

HHHが“レイト・ナイト・ウィズ・コナン・オブライエン”という人気トークショー番組に出演していたり、地元テレビには、アルバート(ジャイアント・バーナード)&スコッティ2ホッティ、ハーディー・ボーイズらが出ていました。またレッスルマニア当日の朝、テレビをつけてみると、クリス・ジェリコとクリスチャン、そしてトーリー・ウィルソンが司会者となぜか卓球をしていて、思うようにいかないジェリコがキレまくり、卓球台をひっくり返していたのには思わず笑ってしまいました。

$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
ホテルの1階のレストランで食べたブレックファースト



レッスルマニア18の前日には、「FAN AXXESS」に行きました。
FAN AXXESSとは、レッスルマニアの数日前から行われるファンも参加できるイベントで、サイン会やトークショー、試合で使った車やバイク、道具などが展示されていて、会場内では、ちょっとした試合も行われたりするのです。
もしレッスルマニアを見に行かれるのでしたら、このFAN AXXESSにも参加することを是非オススメします。そのほうが、WWEを何十倍も楽しむことができますから!

このときのFAN AXXESSは、木曜日から土曜日の3日間、昼と夜の2回、エキシビションプレイスにあるオートモーティブビルディング(自動車館)で行われていて、私たちが行ったのは、土曜日の昼の部でした。

前編で紹介した来栖君と会うため、彼が泊まっているホテルへと向かいました。

$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

当時は、海外で使える携帯電話もパソコンも持っていなかったので、彼とちゃんと会えるかどうか心配でしたが、無事に会うことができて、ほっとしたのを、今でも覚えています。彼は数日前にすでにトロントに来ていて、いろいろと観光していたとのことでした。

来栖君と私、妻の3人でタクシーに乗って、FAN AXXESSの会場へと向かいました。到着すると、会場はすでに長蛇の列が。
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅


会場に入ると、巨大なロック人形が!
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
”Just Bring It!!”

巨大オースチンも!!
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
”What?”

ブッカーTの胸像の前で真似するファン
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

そして、私も。「5タイム、チャンピオン!!!」
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

R V D!
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

リキシの尻技スティンクフェイス(笑)
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

ステイシーの脚像もありました!
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅


ビッグショーは実物大の手型もありました。デカイ!
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

大きいといえば、2メートル23センチの“人間山脈”アンドレ・ザ・ジャイアント
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

リングシューズ(18文?)や
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

ギプスや
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

ジャイアント・マシーンのマスクも!
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅



レスラーの手型が付いた車が展示されてました
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
私が指しているのは、ストーンコールド

カート・アングルが乗っていたスクーター
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

こちらは霊柩車(テイカーがステフを誘拐した時のかな?)
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

前月シカゴで見た、ロックが激突された救急車も、早くも展示されてました
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

二階から撮影
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
会場が自動車館ということもあってか、車関係がたくさん展示されてました
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
オースチンの乗っていた車も
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅


レッスルマニア1のときのでしょうか、昔の映像も流れてました
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
フィギュアも展示されてたり
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅


まさにプロレス博覧会という感じで、プロレスファンならば、時が経つのを忘れてしまうくらい楽しめるはずです。WWEはファンに楽しんでもらうために、試合だけではなく、いろいろなことを提供しているのがわかります。この会場に来て、このイベントに参加したファンは、ますますWWEを好きになるでしょう。


サイン会やトークショー、試合も行われます
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
パット・パターソン&ジェリー・ブリスコや、ビッグショーがサイン会をしていました
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
私たちはビッグショーの列に


$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
リング上では試合もはじまりました
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅



グッズ売り場で、買い付けをしていると・・・
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
なんとリンダ・マクマホンが!!!!!


厳重なセキュリティに囲まれていましたが、わずかなスキをぬってリンダといっしょに写真を撮影
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
この2週間前に、WWE日本公演(3・1横アリ大会)に行ったことを言うと、とても喜んでくれて、「次は来年(2003年)に2回(日本公演を)するわよ!」とのお言葉を。(実際、2003年には、1月と7月の2回、日本公演がありました)
リンダが私たちの目の前にいたのは、ほんの数分間で、警備員に守られながら、急ぎ足でその場から去っていきました。小柄で、とってもチャーミングだったのが印象的。ビンスと同じで、とっても親切で、気品が感じられました。
そんな貴重な時に、来栖君はトイレに行っていて、運悪くリンダに会えず(´;ω;`)


楽しい時間というのは、あっという間に過ぎてしまうもので、残念ながら、昼の部の閉館時間になってしまい、名残り惜しく会場を出ました。
路面電車の駅があったので、それに乗って、ダウンタウン方面に向かいました。イートンセンターという大きなショッピングモールに入り、そこのフードコートで夕飯を食べ、その後、モールの外のミュージックショップで、予約していたレッスルマニアのチケットを受け取りました。実際にチケットを手にすると、24時間後にせまったレッスルマニア初観戦への期待がよりいっそう膨らみます。
来栖君にもチケットを渡し、翌日は、彼の泊まっているホテルで待ち合わせをして、いっしょにレッスルマニア会場へ行こうということになり、この日は別れました。





レッスルマニア18の当日は、3月17日。聖パトリックデイということで、パレードが行われていました。
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅


レッスルマニア18の会場のスカイドーム(現ロジャースセンター)に到着。来栖君とは入場ゲートが別なので、ここでお別れ。
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

入口付近は、入場を待つたくさんの観客で大混雑。
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
持ち物チェックが厳しく、入場に時間がかかりましたが、
無事、自分の席までたどり着きました!!!
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
アリーナ席だったのですが、リングまでちょっと遠かったです
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
巨大な入場ゲートには圧倒されました
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
横断幕もかかってました

$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
会場内にあるハードロックカフェから観戦している人達も

フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
1階スタンド席後方から撮影
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅


さぁ、いよいよ始まります!!!
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
超満員のこの日の観客数は68,237人だったそうです
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅


そして、この日のベストバウト、というよりWWE史に残るベストバウトとも言えるホーガン対ロック
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
当時、人気絶頂だったロックへ送られていた声援が次第にブーイングへと変わっていき、まるで会場の全員がハルカマニアにでもなったかのようでした。こんな異様な雰囲気を体験したのは後にも先にも、この時だけです。

フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
ロックファンだった彼。ロックへブーイングが送られるごとに、だんだん不愉快モードへ。
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
ブーイングしている人をにらみつけていました。

$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
最後を締めたのは、ジェリコを破り、新王者になったHHH。ステフにペディグリーするなど盛り上がったのですが、ホーガン対ロックがあまりにも凄すぎただけに・・・・・

$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
全試合が終了し、会場の外に出ると、雨が降っていました。冬のトロントの雨は冷たいのでしょうが、試合の熱気で熱くなっていた私を醒ましてくれるには、ちょうど良い雨でした。






レッスルマニアの翌日、その興奮が冷めやまぬまま、私と妻は買い付けのため、ニューヨークへと向かいました。トロント空港で搭乗検査待ちの列では、ボブ・ホーリーの後ろに並びました。
ニューヨークでは、RAWの生放送を見るために、当時タイムズスクエアにあった「WWF New York」の地下1階のレストランへ行きました
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅


ゴルゴンゾーラチーズのパスタ
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
シーザーサラダを食べました。写真ではわかりづらいですが、2つとも直径50センチくらいあるかなり大きな皿です。
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅


この日のゲストは、マーク・ヘンリー
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
見に行きたかったのですが、売り切れのため、チケット入手できなかったMSGでのエルトン・ジョン&ビリー・ジョエルのコンサート。結局、延期でした。

フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
エンパイアステートビルがキレイだったのでカメラ

ニューヨークで泊まったホテルは、前月と同じくMSGの向かいにあるホテルペンシルバニア。今回はちゃんとベッドメイキングされてました(笑)。
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
エレベーターの前に置かれていた椅子と机がいい感じだったのでカメラ

ホテルの部屋からカメラ
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

マジソンスクエアガーデンも見えました
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

7番街と34丁目の角
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
ホテルとMSGの真下には、地下鉄のペンステーション駅があります

フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
この日の朝食。妻は、大好きなパンケーキを。私はハッシュドポテト、スクランブルエッグ&ソーセージ。
フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

お昼は、SOHOのディーン&デルーカでカリフォルニアロールを購入し、店内の立ち食いコーナーで食べました。
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
お寿司を選んでいたとき、アメリカ人ビジネスマンに「お寿司を買おうと思うのだけれども、どれがオススメか教えてくれないか」と聞かれたので、TUNA ROLL(鉄火巻き)をオススメしました。はじめてお寿司を食べるらしく、悩んでいたところに、ちょうど私たち日本人が来たので、助かったと喜んでました。

夜は、ホテルの近くにあるコリアンタウン(32丁目)へ。お目当ての店は、「ガンミオク」。ここは24時間営業で、ニューヨークで一番キムチが美味しい店と言われていて、当時、ヤンキースにいたゴジラ松井も来ていたらしいです。
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
壺に入ったキムチが運ばれてきて、店員さんがハサミでカットして、お皿に乗せてくれます。生の白菜と青唐辛子、白菜に付ける味噌とにんにく醤油もいっしょに出てきます。これらはおかわり自由です。
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
ガンミオクの名物と言えば、「ソルロンタン」です。韓国風おかゆとでも言ったらいいでしょうか。牛骨からとった白いスープに、そうめんのような細い麺と、ご飯が入っています。これには味付けがされておらず、テーブルに置いてある岩塩と青ネギを入れて、お好みでキムチを入れたりして、自分好みの味にして食べます。
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
やっぱりコリアン料理を食べに来たら、チヂミも食べたくなりますね。ここのは大きなチヂミが3枚ドカンとやってきます。食べきれない場合は、持ち帰りもできます。


$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
街並みをパチリカメラ ニューヨークの街は絵になります
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
フラットアイアンビルは、妻が好きなので、いつもこの道を通ります。
$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
夜になって、雪が降ってきました


$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
帰りはニューヨークからバンクーバー経由で。写真はバンクーバー空港です。


今回の旅の日程は
2002年3月15日(金)成田発バンクーバー経由でトロントへ
16日(土)FAN AXXESS
17日(日)レッスルマニア18
18日(月)トロント→ニューヨーク
19日(火)ニューヨーク
20日(水)ニューヨークからバンクーバー経由で成田へ
21日(木)成田着
でした。


レッスルマニア18は、想像以上に凄かったです。そして、ホーガンの偉大さをまざまざと思い知らされました。WWE最高!プロレスは素晴らしい!と、再認識した素晴らしい大会でした。

ちなみに、来栖くんとは今もたまに会って、お食事したりしてお付き合いが続いています。




次回は、2002年5月に行った初めてのアメリカ南部の旅について書きます。

最後までお読みいただきありがとうございました。







“日本唯一”の アメリカ インディーズ プロレス DVD 専門通販ショップ
何でも揃っているアマゾンや楽天市場などですら見つけることのできない、ROH、CZW、PWG、チカラプロ、DGUSA、EVOLVEなどのUSインディープロレスのDVDを購入することのできる日本唯一のインディーアメリカンプロレス専門店
“Support Indy Wrestling"
「フリーバーズ FREEBIRDS
東京都荒川区西日暮里1-50
TEL&FAX 03-3807-1327 (営業時間:昼12時~午後8時 不定休)
ホームページ http://freebirds.theshop.jp
Eメール freebirdsdvdshop@gmail.com
@FREEBIRDS_shop

ツイッター(ツイログ)
フェイスブック
アメリカ買い付け旅回想記
Instagram
Tumblr
Flickr