フラットな世界を目指して -4ページ目

普段見ているニュースサイトなど

本日は、とても個人的なことを書きます。
普段、ニュースなどは、どんなサイトを見ていますか?」と聞かれたからです。
その質問に答えようと思います。

大別すると4つに分けられると思います。
全てを書くと大変なので、特徴的なものだけを挙げます。
1. 日本語のニュースサイト
 ・日経新聞(定番。経済界と結びつきが強いから)
 ・livedoorニュース(芸能関係が多い)
 ・AFP BB(国際的なニュースがたくさん。写真がたくさんあるから見ています。)
 ・サイゾー(頭が堅くなることを防止。少々過激だが、その分視点を揺さぶられる)
 ・現代ビジネス(良質な分析記事が多い。データも多く載っているため)
 ・2ちゃんねる(ガセネタも多いけど、当たりも多いから。)

2. 海外のニュースサイト
 ・The New York Times(国際的で多様な記事があるため)
 ・Reuters(通信社。情報のスピードと質が高いため)
 ・The Wall Street Journal(経済界の情勢を知るため。)
 ・Financial Times(イギリスだから。The Economist誌もこの会社の傘下だから。)
 ・The Washington Post(ホワイトハウスの話が多く載っているから。)

3. 学術的なサイト
 ・National Geographic(科学+生態系に関する情報が多いから。写真も豊富。)
 ・Nature(言わずと知れた、世界的な権威がある学術誌)
 ・NASA(ハッブル望遠鏡やスピッツァー宇宙望遠鏡が撮影した写真を見ることが楽しみ)
 ・University of Cambridge(医学、理学が強い)
 ・University of Oxford(Cambridgeと並んで世界の医学会をリードしているから)
 ・MIT(世界最高峰の工学系の大学。メディアラボを見たりするのが楽しい)
 ・CERN(LHCの結果を見るのが楽しみ)

4. 技術的なサイト
 ・ITmedia(海外のIT関連のニュースも早く記事になるから)
 ・日刊工業新聞(日本の企業・大学の研究開発を知るのに便利)


皆さんは、普段どんなサイトを見ていますか?
皆さんのお勧め、面白いサイトを教えてください。

英語教員の英語力は、と~~~~~っても低い

本日は、大前さんの記事に触発されました。<記事

英語教員のTOEICの平均スコアを聞いて驚きました。
中学が560点、高校が620点、というデータがあります。<記事
他に、文科省のデータもあります。<記事(22年度版)
このデータによれば、TOEIC730点以上又は、英検準1級を取得した公立高校の教員の割合は、約48.9(%)です。
730点以上取得者は、半分もいません。

しかも、この数字は、実際に受験した人だけで算出されています。
つまり、英語が全くできなくて、受験していない人達は、数に含まれていません。
その人達も含めれば、平均点はもっと低くなると思います。


英語教員が、こんなスコアで、今までどうやって生きてきたのか不思議です。
英語圏でのレベルで言うなら、高校生ぐらいのレベルではないでしょうか?
正確には分かりませんが・・・。
しかし、決して大卒のレベルではないでしょう。

ということはですね。
日本の公立高校の生徒さん達は、高校生レベルの人から教わっていることになってしまいます。
「そら、英語ができるようにならなくて、当たり前だわ。」
できない人間に教わっても、できるわけがありませんからね。

グローバルな人材を育てるという言葉をよく聞きます。
しかし、その前に、「人材を育てる」人材を育てなくてはいけないのです。


公立の高校生の皆さ~~ん、英語の先生の能力をきちんと知った方が良いですよ~~。
変な先生に習っても、頭がおかしくなるだけですよ~~。


英語教員の皆さ~~ん、家でのんびりテレビを見たり、馬鹿なことをやっている暇はありませんよ~~。
これからは、年齢の高さでは尊敬されず、本人の能力でしか尊敬されませんよ~。
TOEIC900点、TOEFL iBT100点を取っていない人は、本気でやった方が良いですよ~~。
これは、教える側の人間として最低限のレベルだと思います。
後に、「あいつの教え方のせいだ」と恨まれてしまいますからね。




村上春樹は、早稲田の赤絨毯を踏むのか?

私は、村上春樹の作品が好きです。
このブログの記事も、少なからず彼の影響を受けています。

彼のスタイルが好きです。
アメリカ文学の影響を受けた、短文主体の文章。
また、彼の脳内の映像を鮮明に書き起こし、読者の共感を呼び起こす表現。

お話自体も好きです。
特に、「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」、「1Q84」がお気に入りに入っています。
複雑に入り組んだ構成が好きです。
1Q84 BOOK 1
彼の作品は、海外でも人気があります。
英語やらドイツ語やら、中国語にまで翻訳されています。
「1Q84」は、中国での売れ行きも上々みたいです。<記事


村上春樹は、近いうちにノーベル文学賞を取ると思います。
その時に、彼は、母校の早稲田の赤じゅうたんを踏むのでしょうか?


彼が、早稲田について話していることを聞いたことがありません。
(ご存知の方がいれば、教えてください。)
彼のインタビュー集"夢を見るために 毎朝僕は目覚めるのです"にも、載っていません。
答えているのは、「プリンストンは、仕事をするのに最高の環境だった・・・」ことです。(P461)
また、フォーラムも、東大で行ったことは知っています。
(1996年11月 東大教養学部 柴田元幸のワークショップ、"翻訳夜話"より)

彼は、早稲田についてどう思っているのでしょうか?
WikiPediaで、彼の大学時代の過ごし方を読みました。<記事
「学校へはほとんど行かず、新宿でアルバイトをしながら歌舞伎町のジャズ喫茶に入り浸る日々を送る。」
とあります。

これらのことを考えると、村上春樹は早稲田に対して、何も感情を抱いていないような気がします。
だから、ノーベル文学賞を取ったとしても、わざわざ早稲田の赤じゅうたんを踏まないと思います。
彼は、人前に出ることが嫌いですしね。

皆さんは、どう思いますか?
機会があれば、本人に聞いてみてください。