昨日、試写会に当たって見に行きました。


普段、戦争映画はほとんど見ないんですよね…救いがないんですもん。
二宮くん主演だし、当たらないかもなーと思いながら応募したら、ありがたいことに当選の通知をいただきました。

これから公開なのであまり詳しくは書きませんが、まあツラい。
戦争って理不尽。生きるだけでなんでこんな思いしないといけないの?って思います。
だって、そこで戦う一般市民や、逃げ惑う人、この映画のように収容所に入れられた人達、その人たちの意思で戦争が始まるわけじゃないですよね?
勝ったからなんなの。
人の命や、人間としての尊厳を奪ってまでの勝利ってなんなの。
そんなもんいらんでしょ。

まあ、そういうわけで…
出演陣はとても豪華です。
二宮くん、ケンティー、松坂桃李、安田顕、桐谷健太、北川景子…(敬称略)
豪華なんですが、絵面は戦争中の話なので美しくはありません。埃は舞うし、血は流れる。
アイドル映画を見るつもりで行くような軽い話ではありません。重いです。そしてこれ、恐ろしいことに実際の出来事だそうです。

試写室でも、途中から涙を拭う人が続出しました。
私も、特に北川景子の慟哭で泣きました。

この映画が戦争を知らない多くの人の目に止まり、そして問題を肌で感じ、
海外の映画祭で上映され、その悲惨さを知ることで某国の暴挙、そして今その方向に向かう世界が一刻でも早くストップすればいいと思います。

タレントの紗栄子さんが代表をつとめています。ここのTシャツを買うか、ZOZOのチャリティーTシャツにするかかなり悩んで、ZOZOの方を買いました(お手ごろ価格だったので2枚購入)。

日本での報道は減った気がするけど、まだ現地では続いてるんですよね。

ラーゲリも、結局10年もの間、過酷な環境の収容所で、人間らしい扱いをされずに労働させられていたそうです。

戦争って、「マイナス」しか生まないと思います。