こんばんは!
トレーナーの酒井です!
今回は運動時の水分補給について話したいと思います。
この時期、どのスポーツも盛り上がりを見せ部活動等も盛んに行われます
その時に注意するのが、やはり熱中症ですね。
毎年、ニュースでも熱中症が騒がれます。
スポーツ時においては、体重の2%の水分が失われると明らかなパフォーマンス低下が見られ、5%の脱水によりパフォーマンスは30%低下すると言われています
これらを予防するためには水分補給の量と質とタイミングが重要となります
単に運動時だけではなく運動前日から、適切な食事と水分補給は行っていく必要があると思います。
水分の吸収速度を考慮した場合、運動の2時間前に250㎖~500㎖、その後1時間ごとに200㎖ずつ摂取していく必要がありますが、これらはあくまで目安であり運動時の発汗量は競技、気温、時間により異なります
心掛けて頂きたいのは、水分補給が後追いにならないことです!
「のどが乾いたから飲む」のではなく「のどが乾くから飲む」です!
少し単純過ぎますが大事な事です。
この時期であれば、運動前後に最低1.5ℓは必要かなと思います。
また水分補給をする際にアクエリアスやポカリスエットのような市販されているスポーツドリンクを飲まれると思いますがこれらにも実は種類があります
それはアイソトニック系とハイポトニック系となります
アイソトニック系は非運動時には最も吸収が早いので、運動前の水分補給に優れています
ポカリスエット、アクエリアスがこれらに当たります。
ハイポトニック系は、運動時の胃の通過速度が速いため吸収までが早くなります。
H2Oなどがこれに当たりますが、アイソトニック飲料を薄めた状態でもこれに近づくと思います
暑熱環境下における運動では休憩、水分補給をこまめに取り、体調に異変を感じた場合は運動を中止し安全に行っていきましょう!