おかげさまで。
『もっとクライアントに成果を出し売上をあげる』
コーチ、コンサル、講師のための、クライアントサクセス心理学（クラサク）の草刈です。
ブログの方向性が変わったり、止まったりしていましたが、またブログを再開します。
これからのブログは、
もっとクライアントや仲間に成果を出したい、コーチ、コンサル、講師、リーダーのための、自然と人が動き出すようになる、コーチング技術、メンタルトレーニング（メントレ）について、書いていきたいと思います。
「変わろうとしないあの人が問題だ！」
そう言って、
あの人が変わらないことを問題にしている、コンサルタントさんと、
「変われない、変えられない」をしているクライアントさんがいました。
さてこの話。
誰が、何が、問題だと思いますか？
変われていないクライアントが問題でしょうか？
確かに、コンサルタントさんが、散々色々サポートして、色々やったのに動こうともしなければ、変わろうともしない。
そんな状態なら、クライアントさんが悪いとも見れるかもしれません。
でも、
その視点や観点で問題を見ていたら、いつまでも問題は解決しません。
『問題とは、それに問題があると思っている人の問題』
その見立てと意味づけをしない限り、この問題は終わらないのです。
世の中に問題はない
いきなり、ぶっ飛んだ話に聞こえるかもしれませんが、この世の中に、実は問題はありません。
例えば、上記の話で言うと。
変わらないクライアントを、問題と思うコンサルがいなければ、そこに問題はなくなります。
クライアントは問題と思ってなければ、そこに問題はないのです。
つまり、
問題は、問題と思ったあなたに問題があるのです。
この話で言うと、
コンサルの人が、『行動せず変わらないことはダメなこと』という問題を自分で持っているから、
目の前の、行動せずかわらないクライアントを見て、「これは問題だ！」と問題を作っているのです。
そして、
ここからが潜在意識の恐ろしいところですが、
『行動せず変わらないことはダメなこと』と思っているので、それを証明するために、潜在意識は現実を作ります。
行動せず、変わらない人を探し（無意識で）、
その人をクライアントにして（無意識で）、
そして目の前にその問題を体現させます。
ほんと見事です。
「これは問題だ！」
そう思ったら、
まず最初にやることが、リミーニング（再意味づけ）です。
●この現実を問題と思う自分は、何が問題と思っているのか？
●問題と思い込んでいるそのことは、人を幸せに、成長させるために、何のために必要なのか？
●相手ではなく、自分が何をするべきなのか？
こんな問いを立てて、リミーニングする必要があります。
上記の例で言えば、
『行動せず変わらないことはダメなこと』と思ってるな。
行動をせず、変わらないことで、人は本当は変わりたいし、行動することが命を活かすことだと、気づく、目覚めるきかっけになる。
このクライアントは、今自分が、行動できず、変われないと思っている、あのチャレンジを気づかせ、思い出させてくれたのだ。
そのチャレンジをやってみたら、変われず、行動できなかった時に感じていた経験が、活かされて達成できた。
人は、変わらず行動できない時があってもいい、その先に必ず変わって行動できる時の力になるから。
そしたら、クライアントが急に行動しはじめた。
※『人は変わらずに行動しなくてもいい』という意識が入り、言動が変わり、クライアントに言葉が届くようになったから。
こんな話はよくあることです。
誰が、何を、問題と思っているのか？
問題を作っている人が、問題を作るのをやめれば、問題はなくなります。
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