おかげさまで。

 

『もっとクライアントに成果を出す』

コーチ、コンサル、講師のための、クライアントサクセス心理学(クラサク)の草刈です。

 

 

 

「気が付いたら、"できない"って言ってない自分に気づきました」

 

 

 

今日のセッションでの、クライアントさんの一言です。

 

「できない」という言葉を無意識に使ってしまう潜在意識は、どこから来るのと思いますか?

 

それは、『人は変わらないもの』『変えられないもの』などの思い込みがあると、それが言葉となって現実に出てきてしまいます。

 

 

実はこの方、お父さんが嫌いで、お父さんはイラチですぐにイライラして怒るところが嫌でした。

 

例えば、高速道路で渋滞があると、イライラしてわきの道に出る運転をしていたそうです。

 

そしてそれを、「お父さん恥ずかしい!やめてやめて!」と家族みんなで止めたそうですが、過去に何度もあったけど、やめてくれなかったそうです。

 

「セッションでお父さんからもらってるギフトをみましょうか」と言ったら、

 

 

「あのお父さんは絶対変わかりませんよ」

 

そう言い切ってました。

 

 

お父さんの悪いクセ先祖のクセを見抜く

自分に嫌なお父さんを見せに来るときは、先祖の悪いクセが出ている時に起こったりします。

 

お父さんやおじいちゃんは、行動で非常識なことをするクセがあったそうです。

 

植木屋さんなのに、自分が手入れしたお客さんの庭で、立ちションをしたり、人の話をしっかり聞いてないのに、「こいつアホや」と人をバカにしたり。

 

 

 

でも一方で、

 

自分が海外旅行に行く時、見送りに来てくれ、友達とワイワイ楽しくなって、お父さんの存在を忘れてしまったのに、お父さんは何も言わずにやってくれたことや、

 

お店に出てるときはいつもニコニコして、人当たりがよかったり。

 

お父さんのいいところは、『言葉ではない、行動や表情や表現で、人を幸せにする力』がある。

 

一方で、先祖の悪いクセ、課題としては、『言葉ではない、行動や表情や表現で、人を不幸せにする力』がある。

 

ということがわかりました。

 

そしてそのクセを、自分もやってしまっていることに気づいたのです。

 

 

 

ではどうしたら、この先祖の悪いクセ、先祖の課題を解けるのか?

 

今まで色々やってきて、統計的にポイントになっているのが、お母さんです。

 

お母さんは、この先祖の課題の力になろうとやってきているパターンが多いです。

 

 

この方の場合、

 

『どんな価値も受け入れて、手を差し伸べる力』

 

これがお母さんの持っている力でした。

 

 

 

そこで、

 

お父さんとの高速道路での記憶をやり直ししました。

 

「お母さんの力である『どんな価値も受け入れて、手を差し伸べる』自分をイメージして、お父さんに言葉や行動をしてみてください」

 

すると、、

 

お父さんは怒らず、家に帰って、楽しいことをする話になって終わりました。

 

 

 

お父さんが先祖代々やってしまっている、嫌なこと、先祖の課題に気づき、

 

お母さんの持っている力を使って、それをどう助けるか?

 

これをすると、

 

「あのお父さんが変わった!?」

 

人は変わるのか!?

 

自分はそれができるんだ!?

 

そう感じた後から、『できない』『わからない』を言う必要はなく、『どうしてこの人はそれをやってるんだ?』と考えるようになったそうです。
 

 

 

 

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