タイタニック再演

ミュージカルタイタニック、昨日無事に大千秋楽を迎えることができました。
約3年半ぶりの再演に参加できたこと、また、こうして航海を終えることができたことに、強い喜びを感じております。
そしてなによりも、劇場に足を運んでくださったお客様ひとりひとりに心から感謝いたします。

今回のタイタニックと同じタイミングで現在も上演されているジャージー・ボーイズ。
周りから、「タイタニックを選んだの?」とか色々言われることがありましたが、僕にとってどちらも大切な作品であり、選ぶことなどはできません。

こうして関わらせてもらった作品が、ファンの皆様に長く愛されることは、なによりの誇りです。

これからの俳優人生の中で、どんな作品に出会い、どう関わることができるのか、どんな足跡を残せるのか。
未開の地を歩んでいくことが僕自身楽しみです。
もちろん、自身のパフォーマンスに驕ることなく、模索し続けていかなくてはと思っています。

俳優は、作品や人との出会いによって大きく左右される職業だと思います。
ひとつひとつの出会いを大切に、垂れ流すことなく、自分自身の糧に変えていけるよう、誠実に取り組んでいきたいと思っています。

こうしてタイタニックの公演を終え、またひとつ大きな大きな宝物を得ることができました。
またいつかバレットとしてステージに立てる日が来ることを願いながら、また一歩一歩進んでまいりたいと思います。

共演者、スタッフの皆様、そしてご観劇いただいたお客様に、心から心から感謝しています。

幸せな時間でした!






っていうブログをタイタニックの千秋楽よ翌日に作ったんだけど、なぜかログインができなくなってしまってすぐにアップできませんでした(^_^;)

今年もあと1ヶ月半。
そろそろ劇的に変わりたいな。
心のどこかでもう一人の自分が「お前、今のままでいいの?」って訴えかけてくる。
なんにも分からずに飛び跳ねてた若い頃のほうが自分に自信があった気がする。(おそらくこれは井の中の蛙ってやつですが笑)
今はやればやるほど自分のレベル、身の程が透けて見える気がして、なんだか情けない気持ちになったりして。。。

すごく夢を壊すような発言をさせてもらうとしたら、歌も芝居も、どんなに努力したからといっても、必ず報われるかといったら、たぶんそのほとんどが報われることのない世界だと思うし、それくらいは分かって進まなくてはならない世界だと思う。
でも、それでも、どうしても、「こんなオレだけど夢を追い続けるって素敵だと思ってる」っていう言葉で誰かを励ましたい。
そしてその先に、生きてることを共有したいって思ってしまう。

でもさ、そのためにはもっと自分に説得力がないといけないって思うわけで。。。

オレにはまだまだその説得力が足りない気がして、色々悔しい。。

沢山の表現の場をいただいて、感謝こそしても卑屈にはなってない。
何よりも、自分の力の無さに悔しくなるんです。

「いつか必ず」だなんて言っていられない歳になってきた。
瞬間瞬間を大切に、自分自身を研ぎ澄ましていきたいと思います。

んじゃ、おやすみー😅