ヒット曲はたくさんありますが、
『舟唄』や『雨の慕情』は
昭和を彩った名曲です。
子供の頃は、
雨の慕情の
あのフレーズがキャッチーだったので、
よくみんなで口にしたものですが、
やがて歳を重ね、お酒が赦され、
日本酒を口にする頻度が高くなると
舟唄の
あのフレーズが身に染みてきます。
20年ほど前に、
ロケで別荘に伺ったことがありました。
遠くの山々が見渡せる露天風呂付きの広いコテージには、
アトリエもあった記憶。
「いつでもいらしてね」
と優しい声で応じてくださいました。
心の優しさや美しさが、
声や絵画に現れていたと思います。
八代亜紀さんの
ご冥福をお祈りいたします。