「卒業写真」(そつぎょうしゃしん)とは、荒井由実(現・松任谷由実)の代表的なヒット曲の一つで作詞・作曲も本人によるもの。卒業ソングの代表曲としても知られている。1975年リリースのアルバム『COBALT HOUR』に収録されている。
曲調はおとなしめのバラード調。歌詞は、学生時代の大切な「あの人」が卒業写真の面影のままでいるのを偶然町で見かけたが、世間に揉まれ変わってしまった自分に気後れして声をかけられなかったという、青春時代の生き方への追慕を綴っている。なお、2番の詞の中に出て来る「柳」とはアルファスタジオへの道(田町海側)の柳がモデルとされている。