私のお店には、夫婦ともに作業療法士ということもあって脳卒中後遺症の方や軽い発達障害の方、難病をお持ちの方もいらっしゃいます
最近、施術をしながら必ず思うことがあります
施術の時は、その方の病気や症状を視るのではなく
『その人』をみないといけないということ
最近は、自閉症とかADHD(注意欠陥・多動性障害)とか、たくさん子どもの発達障害が診断されています
私の周りでも大人になってからADHDですよって診断を受けた方が何人かいらっしゃいました
で、色々と思うことがあって・・・
皆さん、
障害の名前ばかり見すぎなのかなと・・・
ご家族も、治療をするセラピストや関わるスタッフたちも・・・
『あの人は、○○症だから』
っていう色眼鏡がついているんですよね
で、障害をもっている本人も周りの影響で自分を自分で色眼鏡で見てしまうようになってしまう・・・
よく分かんないけど悲しいなって思いました
うちの主人は、息子が生後六ヶ月の時に国の難病指定である『クローン病』を発症しました。
2ヶ月間の絶食入院治療。
完治はない、ずっと付き合っていかなければならない病気だと医師から言われました。
それから、本当にたくさんの事を二人で考えました。
仕事や生き方、これからの自分たちetc.
今は、夫婦ともに、やっとクローン病になったことに感謝できる気持ちになりました
正直、妻の私が言うのもなんですが(笑)
主人は、クローン病になる前より、今の方が100倍くらいイイ男になりました
私は、本当にクローン病様様です(笑)
でね、主人と白ご飯に例えて話をします(笑)
はーーっ
意味不明ー(笑)!!
って方も、ちょっと聞いてください(笑)
勝手なね持論なんですがね(笑)
私たち、一人一人を、
もーすでに出来上がっている炊きたての白ご飯
だとします
でね、病気とかコンプレックスとかをね、その白ご飯の上にのっている、ご飯の付け合わせやオカズだとするわけですよ
最初は
真っ白なご飯(自分)が汚れるのが嫌で、嫌だーー‼
ってなるんですが
我慢して、一口一口噛み締めながら食べていくんです
そしたらね、その白ご飯に一番合う、付け合わせやオカズ、スパイスだったってことに気づくんですよね
うちの主人の場合は、クローン病っていうスパイス?漬け物?みたいなのが、主人という白ご飯の上にのっかった訳ですね
主人も、最初は嫌だけど少しずつ噛み締めていくたびに主人という白ご飯を引き立ててくれる最高のご飯のお供になってたって気付いたんですよね
でね、お米ってたくさーーんの種類があるんですよね!
魚沼産やら、ササニシキやら、ヒトメボレやら、国が違うとタイ米とかとか・・・・
始めから、みんな違う種類のお米なんですよね
だから、人によって、その人の白ご飯に合うスパイスや付け合わせは違ってきます‼
タイ米は、カレーに合う!
とか、
和食には、ササニシキが合う!
とかとか
だから、自分に合う最高のスパイスだと思ったら、病気やコンプレックスとかに対する考え方が少しは違ってきませんか・・・
私のスパイスは、家が倒産したこと、そして、そのストレスで顔が歪んでパンパンに膨れ上がり周りから薬(ステロイド)の副作用で顔がムーンフェイスになっていると思われていたことです
しかも、思春期の10代中頃~後半に(笑)
あ、ムーンフェイスって、こんな顔です!
個人情報保護のため特定できないように目を隠させて頂きます
今、考えても本当に嫌な時期だったんですけどね(笑)
でも、そのコンプレックスを噛み締めて噛み締めて、今の小顔調整を確立できた自分がいるんですよね
今やっと
10年くらいたって、やっと、本当に(笑)
あー、私っていう白ご飯に1番合う、付け合わせやったんやなって、やっと思えるようになりました
で、結局、何が言いたいかっていうと・・・
病気とかコンプレックスとか、育った環境とかではなくて
『あなた』
っていう人間が大切なんです
たくさんのご飯の種類があって、柔らいご飯やパサパサしたご飯やあるけれど、みんなが、すでに出来上がっている炊きたてのご飯なんですよね
あなたは、出来上がっている白ご飯だけど、付け合わせ(病気やコンプレックス)ではないんです
それに、合う最高のご飯のお供を見つけて噛み締めて噛み締めて、最高のお供にしていければいいなと・・・思います
ゆっくり、ゆっくりでいいんですよ
何年も寝かせたら、最高の梅干しもできますしね(笑)
あ、何か意味わかんないですね(笑)
とりあえず、私たちは
お店に来て頂く方
お一人お一人と
正面から向き合って
『あなた』
をみていきたいと思います
キラーン
(笑)❤
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