研究集会の演題テーマについて。。
何を演題として書けば良いのか。。
悩みますよね。
佐藤先生から例題を頂いてます!
1. シングルケーススタディ
1-1)縦断的検討(じゅうだんてきけんとう)
・一定期間(例えば3ヶ月以上が望ましい)にわたり「1人の事例(対象者)」に対して彩爪介入を実施した場合の「対象者における経時的変化(例えば“2週間ごと”や“1ヶ月ごと”の変化)」を示し、介入の効果を示唆(しさ)する方法。
・例えば、Aさんという福祉ネイリスト(施術者/介入者)が「B様という老人ホーム等の入所者(=対象者)」に対して、左右の手指爪において2週間に1回の頻度で「何らかの彩爪介入(爪のケア/マニキュア/ジェル等々)」を6ヶ月間実施したとする。そして、施術者A(福祉ネイリスト)が2週間ごとにB様の様子(表情や容姿、会話の内容や認知機能の程度など)を訪問するたびに記録していったとする。その結果、B様における変化が3回目(2週間×3=6週間目)の訪問時くらいから顕著に表れ始めた!みたいな感じの事例報告。
1-2)横断的検討(おうだんてきけんとう)
・対象者に対する1回限りの施術において、対象者の「表情/心理(気分)面など」の変化を「施術前」と「施術後」との比較を通じて介入の効果を示唆(しさ)する方法。
・いわゆる「前後比較」と呼ばれる非常にシンプルな検討手法。縦断的研究よりも説明力・説得力(説明水準)や信頼性が劣るとされる。
④に続く。
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