このブログは以下の内容で構成されています。
◯司法試験
1.5年目3回目の司法試験合格
2.5年目3回目の内訳
3.5年目の勉強内容(過去問検討中心)
4.過去問中心の理由
5.過去問以外の勉強
6.継続の難しさ
7.弁護士となって思うこと
8.お金の必要性
9.法曹志望動機
10.勉強場所の確保
11.バランスのよい勉強・スケジュール管理
12.心を整える
13.言いたいこと
◯択一の勉強
14.択一の過去問検討
15.択一の過去問以外にやったこと(判例六法)
16.択一の過去問以外にやったこと(予備校講座)
◯論文の勉強
17.論文式試験問題について
18.文章力について
19.論文の過去問検討
20.論文の合格者答案について
21.論文の勉強方法(演習書の繰返し)
22.論文の過去問以外にやったこと(演習書)
23.論文の過去問以外にやったこと(演習書・えんしゅう本の活用)
24.論文の過去問以外にやったこと(予備校講座・弁護士ゼミ・自主ゼミなど)
◯基本書
25.精神安定剤としての基本書
◯予備校
26.予備校本について
27.予備校について
◯ロースクール
28.ロースクールについて
29.ロースクールの教員について
30.ロースクールでの勉強
はじめまして。
これから私の受験経験をブログに記していきます。
私は、法科大学院卒業5年後、3度目の受験の末に平成24年司法試験に合格しました。
これは、受験資格として回数制限(期間かつ回数)をまさにフルに使って、最後のチャンスに
奇跡的に合格したことを意味します。
野球でツーストライク、スリーボール、次が最後、もう後がない崖っぷちの状況で
膝ガクブルの中、なんとかバントを当てることができたようなもんでした。
そこでフルカウントという題名にしました。
回数制限内とはいえ、条件をフルに使って合格することは、とても珍しいようです。
そこで、この貴重な体験を記すことにより、私のように崖っぷちにならないよう
教訓として頂くこと、または、私のように崖っぷちにある人には、それでも合格
できることを知っていただきたいと思います。
それでは、これから過去の経験を晒していきます。
*便宜上、読者の方に見やすいように記事を実際に書いた順番に上から表示させています。
本を読むように上から下に読んでもらえたらよいです。
これから私の受験経験をブログに記していきます。
私は、法科大学院卒業5年後、3度目の受験の末に平成24年司法試験に合格しました。
これは、受験資格として回数制限(期間かつ回数)をまさにフルに使って、最後のチャンスに
奇跡的に合格したことを意味します。
野球でツーストライク、スリーボール、次が最後、もう後がない崖っぷちの状況で
膝ガクブルの中、なんとかバントを当てることができたようなもんでした。
そこでフルカウントという題名にしました。
回数制限内とはいえ、条件をフルに使って合格することは、とても珍しいようです。
そこで、この貴重な体験を記すことにより、私のように崖っぷちにならないよう
教訓として頂くこと、または、私のように崖っぷちにある人には、それでも合格
できることを知っていただきたいと思います。
それでは、これから過去の経験を晒していきます。
*便宜上、読者の方に見やすいように記事を実際に書いた順番に上から表示させています。
本を読むように上から下に読んでもらえたらよいです。
ロースクール卒業5年目の司法試験受験3回目に私は合格しました。
その内訳は、
1年目 1回目受験 → 不合格 択一落ち
2年目 受け控え
3年目 受け控え
4年目 2回目受験 → 不合格 択一落ち
5年目 3回目受験 → 合格
というものでした。
受験2回目までは、択一試験で基準点に達せず択一落ちしています。
2年目3年目は受け控えもしています。
このような状況に至った経緯についても述べていきますが、正直なところ
あまり記憶がありません(笑)。
思い出せる限りで記していきたいと思います。
その内訳は、
1年目 1回目受験 → 不合格 択一落ち
2年目 受け控え
3年目 受け控え
4年目 2回目受験 → 不合格 択一落ち
5年目 3回目受験 → 合格
というものでした。
受験2回目までは、択一試験で基準点に達せず択一落ちしています。
2年目3年目は受け控えもしています。
このような状況に至った経緯についても述べていきますが、正直なところ
あまり記憶がありません(笑)。
思い出せる限りで記していきたいと思います。
5年目3回目、最後の年の勉強内容を紹介します。
年を追うごとに、内容はシンプルになっていきました。
勉強の中心は、択一論文ともに過去問を解くこと、でした。
まず、論文は、過去問を1科目1時間半で解くことを毎日(午前中)行っていました。
一日一系(公法系、刑事系、民事系と選択科目で2日)を平成18年から23年まで
これを繰り返す。
択一は、過去問を解くというより、問題文に解答を書き込んだものをひたすら見るだけ、
これを毎日行っていました。
さらに、過去問以外には、論文はえんしゅう本(辰已法律研究所)を繰り返す。
択一は、過去問で出題された条文及び判例を判例六法に書き込んだものを繰り返す。
勉強内容は以上のみです。
以上の内容に至る経緯は次の記事に書きます。
年を追うごとに、内容はシンプルになっていきました。
勉強の中心は、択一論文ともに過去問を解くこと、でした。
まず、論文は、過去問を1科目1時間半で解くことを毎日(午前中)行っていました。
一日一系(公法系、刑事系、民事系と選択科目で2日)を平成18年から23年まで
これを繰り返す。
択一は、過去問を解くというより、問題文に解答を書き込んだものをひたすら見るだけ、
これを毎日行っていました。
さらに、過去問以外には、論文はえんしゅう本(辰已法律研究所)を繰り返す。
択一は、過去問で出題された条文及び判例を判例六法に書き込んだものを繰り返す。
勉強内容は以上のみです。
以上の内容に至る経緯は次の記事に書きます。
何をすれば、司法試験に合格するのか、何が必要なのか、合格に直結する勉強は何か?
5年間ずっと考え続けてきました。
結局出た結論は、出題された試験問題を解くこと、というアホみたいに単純な答えでした。
司法試験の合格の成否は、司法試験問題に対する解答の内容がすべてです。
その解答が合否に必要な点数を得ることができるかどうか、これ以外にありません。
よって、司法試験問題を解くこと、検討することが、合格に直結する勉強だと考えました。
過去問は既に出た問題だから、これから先出題されることはないので意味は無いとも思えます。
たしかにそうですが、その問題は、過去の受験者の合否を決したもの、人生を左右した問題です。
司法試験考査委員が、1年間を使って合格者を決するために検討作成した過去問の有する価値は大きいと思います。
また、5年も勉強していたので、全過去問をこれまでに何度解いたかわかりません。
すでに勉強しやり尽くし覚え尽くした過去問をまた繰り返すことに何の意味があるのか、
疑問に感じるかもしれません。
しかし、時間を測って、本番の試験と同様の状態で、問題を検討し解答を書くということは
実はそれほどやっていませんでした。
以上のことから、本試験と同じ状況で、過去問を解き、合格に必要な点数を得ること、
を受験勉強の中心に置いていました。
5年間ずっと考え続けてきました。
結局出た結論は、出題された試験問題を解くこと、というアホみたいに単純な答えでした。
司法試験の合格の成否は、司法試験問題に対する解答の内容がすべてです。
その解答が合否に必要な点数を得ることができるかどうか、これ以外にありません。
よって、司法試験問題を解くこと、検討することが、合格に直結する勉強だと考えました。
過去問は既に出た問題だから、これから先出題されることはないので意味は無いとも思えます。
たしかにそうですが、その問題は、過去の受験者の合否を決したもの、人生を左右した問題です。
司法試験考査委員が、1年間を使って合格者を決するために検討作成した過去問の有する価値は大きいと思います。
また、5年も勉強していたので、全過去問をこれまでに何度解いたかわかりません。
すでに勉強しやり尽くし覚え尽くした過去問をまた繰り返すことに何の意味があるのか、
疑問に感じるかもしれません。
しかし、時間を測って、本番の試験と同様の状態で、問題を検討し解答を書くということは
実はそれほどやっていませんでした。
以上のことから、本試験と同じ状況で、過去問を解き、合格に必要な点数を得ること、
を受験勉強の中心に置いていました。