お話会で、必ず毎回出るのが、
母乳育児についての質問。
中でもやっぱり
卒乳にまつわる質問が1番多い。

卒乳はいつがいいですか?

まだ続けたいけど、周りから
そろそろやめたら?
と言われたので
迷っています。

2歳過ぎてもやめる気配がない
のですが大丈夫ですか?

職場復帰するので
やめたほうがいいですか?
など

基本的には
卒乳はいつしても大丈夫。
ママが迷いなく
赤ちゃんの顔色を見て
決めたのであればそれでOK。

100組の母と子がいれば
100通りの卒乳の時期・方法がある。
と思ってます。

100通りの時期・方法がある前提で
4人の子育て体験から
また、保育士としての経験から
私がオススメするのは、

2歳前後までは続けるといい
ですよ

その後も欲しがるだけあげて
大丈夫です



~母乳育児を2歳以上まで続ける
                       ことを勧める理由~


理由①母乳育児を続けていると
           病気しない、
          またはしにくい。

            母乳中の免疫抗体物質は、
            生後すぐの初乳に最も多く、
            その後も2年前後までは高い
            数値を保っているから。

理由②母乳育児を続けることで
           スキンシップが満たされ
           心が安定する。愛着関係    
           親子の絆がよりしっかり
           築ける。

           0歳~3歳頃までに、
           心の安定の土台を作っておく
           ことが大切。
           特に記憶には残らないこの
           時期の皮膚感覚は、
           非常に大切。
           ダイレクトに脳へ
           届く。
           満足感安心感として
           刻み込まれます。          
           受精卵の外胚葉から
           脳と皮膚ができる。
           皮膚感覚と脳は
           直結しているのです。

理由③母乳育児を続けることで
           ママのダイエットに効果的。

           母乳をやめると確実にママの
           体重は増えます

理由④母乳育児を続けることで
           ママのホルモンバランスが
           安定する。
           疲れにくいなど。
           詳しくは専門書に譲りますが
           女性の身体ならではの
           良いホルモンが出てるん
           ですって

何よりも、理由②が大きい。
月齢が進んでも母乳を欲しがる子は、
大好きなママと絶え間なく
くっついて
安心したいのです。

あ~気持ちいいな
安心するな
あったかいな
愛されてるな
満たされた
認められた
受け入れられた     この経験が

その人の根拠のない自信
となり
心が強く生けてきける
生涯にわたっての宝物になります。


揺るぎない自己肯定感を育てる
ために、

母乳育児をたっぷりと
愛着関係をしっかりと
安心・ふんわり・あったかいを
肌と脳へと刻んであげましょうビックリマーク

根拠ある自信は、
その後の人生において、子ども自身が
がんばったり努力することで
いくらでも培えます。

根拠のない自信は、
本人の記憶には残らない
幼い時期に心の中に確実に
積み上げられていく。
母だからこそ、できる
最大のプレゼント。
私はそう思っています。




まとめ


母乳(おっぱい)は、

ごはんであり

おくすりであり

飲み物であり

精神安定剤であり

ママのぬくもりの安全基地です。


母乳を欲しがる子どもに、
まだあげてあたいママがいたら、
まわりの人は、いいわねー
あたたかく見守って下さい。
やめるとぐっすり寝れるよー。とか
ご飯をよく食べるようになるよー。とか
それは、本当のことですが、
メリットもありますが、
言わんでええねん

欲しがる赤ちゃんと
挙げたいママが
母乳育児を続けることを
応援してあげて下さい

心の育ちが1番だいじ