だいすけの友達の実家へ、木材を売ってもらいにトラックで出陣!
だいすけ遼祐と三人。きのう飲み過ぎた遼祐は、おなじみ、グロッキーだった。

朝からキングファミリー、ちゃくちゃくちゃく(何故かみんな、ちゃくちゃくさんと呼ぶ)、やりくりじょうず、古本屋、と行って、山のなかの材木屋さんへ。絶滅危惧種の改装用の木と、わかばの本棚用の木、いただいた襖や障子を結わえてもらう。

材木屋のおじさんはとても陽気な人で、らーめんの替え玉の話や安いバイキングの話、お酒に七味をいれたらイスから転げ落ちるほど酔うという話を楽しそうにしてくれた。

おいしそうな話に朝から何も食べてないわたしたちはお腹がぐーぐーなったのでおいとまし、おじさんと奥さんはニコニコと見えなくなるまで手を降ってくれた。

帰り
だいすけの代わりに店番をしてくれている翼を尻目に、回転寿司でパフェまで食べて夜8時、やっと絶滅危惧種に戻った。

これみよがしに外で帰りを待っていた翼はぷりぷり怒って、
「ぼくがいちばん怒っているのは、あなた!さくらいさんですよ!あなたがついていながら、寿司を!?寿司!!寿司!!寿司ですよ!!」などとうるさく言ってきたので、ヘラヘラとやり過ごし逃げるように再び車に乗って遼祐とふたり、近くのダイキへ。

ペンキを買い帰ろうとすると、遼祐が「ブックオフ行きたかったのに…ブツブツ…行きたいって言ってたのに…ブツブツ」とやたらブツブツ言ってきたので、今度は可部のブックオフに。しかし、ふたりとも疲れきっていてほとんど無言でそれぞれが店内を周り、適当なものを購入。

ふたたび絶滅危惧種にもどり、買った品物をだいすけと協力して二階にあげた。

三人してはぁはぁ言って、汗だらだらかいて、銭湯にいくことに決めた。

大好きなほの湯!
前は、引越しを手伝ってくれた時に三人で行った。

いつもトラックなのだ。何故か。

またあのふたりは、なかなか男湯から出てこない。

わたしは二冊もマンガを読んで、閉店まで粘っているふたりを待った。

やーっと出てきたふたりは満足して、すこし元気になったみたいだった。

それから三人で安いごはんを食べて、帰宅。
すぐに寝た。また明日は、美術館でバイトなんだ。材木屋のご夫婦と、一日中眠そうだった遼祐、一日中優しかっただいすけに、そしてまちぼうけの翼くんに、ありがとう!
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