生きたい・・・そして誰かと繋がりたい

私が病気だと告白されたのは、初夏のことだった。

たぶん七夕が過ぎだころ。

「胸に腫瘍があります・・・胸腺腫の可能性が高い」

その言葉を病院で聞いた時、どう反応すればいいのかわからなかった。

そしてその時、パートで社会復帰して半年だったがすぐ辞めるように医師から勧められた。

もうねぇ、頭の中真っ白！！

梅雨開けの日差しが眩しい中、市民病院の廊下でボーとしてた。

「アナタは５年生存率・・・５０％です。これは今すぐ治療に取り掛かってください！！パートなんて生きていればいつだってできる！」

こう言われたけど、でもさぁ・・・私にきっとできるよって言い続けてきた人いるけど、

じゃこうしたらってどうなんて言わないで見てるだけだったじゃないの。

散々、苦しいとか仕事をしたいと動いて結果でないから皆に見捨てられた。

それでも、私は生きているし、これからも生きたいのだ。

廊下でショックすぎて

「あぁ・・・ガンダム　ＴＨＥ　ＯＲＩＧＩＮ、最後まで見られないや」

とか

「（義実家のことね）ばーさんやタバコジャンキーな義父より生存率低いよ、私」

くだらんでしょ？馬鹿でしょ？私・・・。

挙句のはて

「義実家の墓のスペース無いや。３代続けて、配偶者のどちらかが子供が成人になる前に亡くなるとしたら、これは立派な呪いやな」

こう思うと今迄悩んでいた義家族との関係を少しだけ考えなくて済むとほっとした。

何時このブログを書いたのか覚えていないぐらい昔なのに、復帰しようとしたのは何故か？

それは

生きたい・・・そして誰かと繋がりたい

ただそれだけ。

ヲタクな自分も病気な自分も私だからさ。

新潟に行った某サッカー選手も今でも好きなのも、事実だから。

指差して笑えばいいさ、弱い人間しか愛せないのかお前はって。

それでも私は生きたいと思う。これはその一部です。

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