お金がないと人は幸せになれないのか？！
〜ヘドニアとユーダイモニアから考察したお金問題が教えてくれる、あなたの恋愛観〜
こんばんは
青山ショウダイです。
お金というものは、綺麗事は抜きにして
ある程度は必要です。
お金があるから幸せになれるというわけでは決してありませんが、
幸せの中には、ある程度のお金があることも、
必要なことの一つだと思います。
まず、幸せというものには
『ヘドニア』と『ユーダイモニア』という２つの幸福感があって、
お金という観点で少し見ていきたいと思います。
『ヘドニア』の幸せとは、快楽的で刹那的な幸せが多く、
得られた幸福度は持続しないとされています。
例えば、自分のためのモノを買ったりした時に得られる幸福感もヘドニアになります。
こういう幸福感はすぐに何も感じなくなり、
より強い刺激を求めてしまったりします。
お金（モノ）ばかり追い求めている人は、
ヘドニアに依存しているのかもしれません。
一方、『ユーダイモニア』の幸せは、
意義のあることに打ち込んだり、
生き甲斐だったり、永続的な幸せが得られるものになります。
わかりやすく、皆さんのために恋愛に例えておきましょうか。笑
● 彼からの連絡や愛情表現がヘドニア。（刹那的な幸せ）
● 自分軸で彼を愛し続けることに幸せを感じているなら、それはユーダイモニア。（永続的な幸せ）
わかりやすいですね〜！！ ←自画自賛！
みなさんが、彼からの連絡に大喜びして乱舞し、
そして、すぐにまた連絡が来ないことにため息をつく。。。
彼の愛の言葉に夢を見て、
そして、それが刹那の夢だったことに気づく。。。
これらは、まさにヘドニアに依存しているとも言えます。
あなたの中に、彼を愛することに幸せを感じているユーダイモニアがない限り、
あなたは、刹那的な幸せしか得ることはできないでしょう。
本当の幸せはユーダイモニアの中にあるというのが
わかっていただけたと思います。
お金の話に戻りますが、
例えば、経験することや、
自己実現、生き甲斐などのために投資したり、
お金を人のために使ったりすることでもユーダイモニアを得られます。
仕事をしてお金を得る場合も、
お金を稼ぐことに重きを置いていればヘドニア。
仕事を通しての人とのつながりや、生き甲斐、やり甲斐に重きを置いていればユーダイモニア。
同じ仕事をしていても、その幸福度は全然違うのです。
お金をどれだけ多く稼ぐかということにばかりフォーカスして生きると、
人との繋がりが希薄になるでしょうし、
生き甲斐ややり甲斐よりも、利益を優先することになり
本当の意味での幸せは感じにくいのです。
それに、お金というもの自体
刹那的なものですから、
結局お金に振り回されることになるのではないでしょうか。
何が言いたいかというと、
本当の幸せというものは、
人とのつながりや、生き甲斐を持って生きているか、
彼からの愛に依存するのではなく、確たる自分の愛があるかどうか、
以前のメルマガにも書きましたが、心の安心安全の基地があるかどうか、
そういったものの中にあるんですよ、ということです。
そして、プリンストン大学の調査によると、
年収が75,000ドル（1ドル109.93円計算）日本円に換算して824万くらいまでは
年収と共に幸福度が上昇するものの、
それ以上になると、幸福度はあまり大きく変化しないというデータがあります。
日本の内閣府経済社会総合研究所の調査においても、
年収500万を境に、幸福度の上昇は緩やかになると報告されています。
いずれにしても、お金というものは、
必要なある一定額を超えると、幸福度はさほど上昇しないということですね。
結局人というものは、
繋がりを持って生きることに幸せを見出すようにできているのかもしれません。
あなたのユーダイモニアは何ですか？
ここ1年、何にお金を使ったかを、書き出してみると
何かが見えてくるかもしれませんね。
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