ガクエムです。

 

 そういえば骨折でのオペ三泊四日の入院中、読書を楽しみました。この夏に出会った原田マハさんの本です。

 きっかけは映画キネマの神様。

 公開タイミングで映画を見て、とにかく感動した。これは素晴らしい。あたたかい気持ちになって、会場を後に。そして帰り道、早速Kindleで原作小説を購入。その夜には読み終わった。で、気がついた。

 『映画と内容がほぼほぼ違う』

 なんと、原作と映画のあらすじが違ったのですね。で、これをその筋の方に聞いたところ、

 『マハさんの原作を元に山田洋次監督が映画用に一部を増幅してアレンジした(というニュアンス)』

 とのこと。なるほど。小説のもつ良さも活かしつつ、映画として映える部分を強調したのか、と心底驚いた。さすが山田洋次。で、僕にそのアドバイスをくれた方、こうも教えてくれました。

 『実はその映画になった筋をあらためてマハさんが書き直した小説があるんです』

 と。それがこの写真の本。キネマの神様ディレクターズカット。その本を早速手にしてこれまた一晩で読み終えた。オリジナル原作の素晴らしさに加え、映像の記憶が新しいストーリーとマッチしてとにかく引き込まれる作品となっていた。原作を映画用に書き換えることだって許可しない作者が多い中で、あっさり許可を出し、なんなら自分で描き直す。恐るべし原田マハ。気がつけば、ほぼ二日半で、キネマの神様の映画と小説二冊を味わうこととなっていた。もともと山田洋次作品は大好き(寅さん最高!)な僕でしたが、これを機会に原田マハ作品にのめり込む。

 入院中に読んだ本は、

 『本日は、お日柄もよく』

 『楽園のカンヴァス』

 『さいはての彼女』

 『旅屋おかえり』

 そして退院後に、

 『翼をください上下巻』

 爽快感があって、伏線回収の技術の高さが爽快で、笑って泣ける。あっという間に読んじゃった。

 おかげで入院中は退屈せずに済んだ(何より腕の痛みを忘れることができた)。ありがとう原田マハ!

 

 さあ、読書の秋です。

 みなさまは何を読みますか?!

 

 あ、そういえばもうすぐ締め切りとなりますね。

 感想文企画。

 『人生にキャンピングカーを発売記念

  スペシャルトーク&セッション Movieプレゼント』

 先日発表いたしました僕の本。その本の感想文を書いてくださった方々へ、トーク&ライブの動画をお届けいたしますね、というもの。

 動画も無事完成し、今週より随時お送りしております。是非みなさまも感想文を書いて、アクセスしてみてください。

 詳細は以下のURLからご確認を。ご自身のSNSでも良いですし、AMAZONのコメント欄でも嬉しいです(AMAZON大歓迎)。沢山の人に知ってもらうためにも是非読書アミーゴみなさま、愛のあるご協力、何卒よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

それではみなさま良い秋の夜長を!