中々やる気が起きなかった上級役職の解説をしていきたいと思います。
今回は《妖狐》の紹介です。
妖狐は人狼サイドにも村人サイドにも属さない第三の勢力です。
妖狐の勝利条件は生き残ることです。
人狼サイド、村人サイドのどちらかが勝利条件を満たした段階で生き残っていれば、妖狐の勝利となります。（この時村人、人狼のどちらも負けです。）
妖狐の仕事は「とにかく生き残ること」です。
妖狐は人数のカウントでは、村人にも人狼にもカウントされません。よって、人狼、狐、村人の3人が残った場合、狐はカウントされないので、人狼と村人が同数になったことになり、人狼の勝利・・ではなく狐の勝利となります。（狐は生き残れば勝ち）
このことから、狼狐村村の状態だと、村を1人吊れば狐勝ち、人狼を吊っても狐勝ち、つまり狐は自分が吊られなければ狐の勝ちになるのです。
狐の特徴は、人狼に噛まれても死にませんが、占い師に占われると死ぬ（呪殺）という点です。
個人的には相当難しい役職だと思っています(上級役職に簡単な役職は無いですが…)。
妖狐において重要な事は《吊られない》《占われない》《出来れば襲撃されない》の３つです。
また、基本的に仲間もいないため自分が絶対にミスってはいけないという強烈なプレッシャーも感じれる役職でもあります。
まず、吊られないためには、
《グレランの対象から外れる》
必要があります。一番簡単なのは役職を騙る事ですが、リスクも多いのでそこら辺は少し考えて行動する必要がありそうですね。
仮に、騙らないとすると素村になりきる必要があります。
その場合は、人狼側を追い詰めるように沢山発言する必要があるのでが、あまり追い詰めすぎると人狼から襲撃されてしまい人狼に妖狐が誰なのか把握されてしまう可能性もあるので、下手に動けないですね。
次に、占われないためには、真占い師に信用される必要があります。
正直、これが妖狐の仕事で一番難しいと思います。
何故なら、《占い師が誰なのか》と言う事と《その占い師が誰を占うのか》をある程度予想する必要があります。
この場合は《占い師騙り》が一番楽ですが、後半にローラーの餌食になることも多いので考えものです。
仮に、騙らない場合は占い師の視界から外れる必要があります。
その方法は状況によって異なるため何とも言えないですが、疑われないように行動する事は絶対条件でしょう。
最後は人狼に襲撃されない事ですが、正直考えなくても良いと思います。
前提として、何故襲撃される事が襲撃に対して耐性のある妖狐に必要なのかと言うと人狼が襲撃された場合は人狼から見てあなたが妖狐だと言うことはバレバレなのです。
村から見ると《狩人の護衛成功》《人狼の妖狐襲撃》のいずれかを判断することはできません。
ですが、人狼から見ると普通は狩人は絶対に死んで欲しくない真占い師や真霊能者を護衛するので、妖狐が誰なのか分かってしまいます。
人狼が誰が狐か把握したとしても、村人にそれを即座に告発はできません。
なぜなら自分が人狼であることの告白にもなるからです。
よって、人狼は複数いる場合は組織票を使って吊りにきたり、狐をスケープゴートにして村人を誘導して吊りにきます。
妖狐勝利濃厚になったら人狼が村に狐告発を行う可能性もありますので、出来れば襲撃されない様にしてください。
と言う風に相当難しい役職です。
しかし、勝てば一人勝ちと言う状態なので勝利時の喜びは人狼ゲームの全役職の中でNo.1ですね。
それにしても役職解説記事は長いので書くのに相当時間が必要なので大分疲れました。
当分の間、人狼ゲームの役職解説記事は書く気は起きそうにないですね…。
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