AndroidLock XT パターンリセット [2.8.4] | iKMHacks

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以前AndroidLock XTのパターンリセット方法についてお話しました。ですが、文字のみでもしかするとわからないという方がいらっしゃるかもしれませんので再び書き直すことにしました。

〇どうでもいい話
よくAndroidLock XTを導入してパターンを忘れてしまったという話を耳にします。この記事をご覧になっている方も現在進行形で経験しているかもしれません。そんな時どうしますか?普通に考えるともう復元以外手段はありませんね。
しかし、パターンを一体どのように検知してロックしているのでしょうか。メモリ内にでも保存しているのでしょうか。実は、ファイルとして保存されています。今回このファイルが重要なキーアイテムとなります。

さて、前置きが長くなりました。早速解除してみましょう。

基本中の基本ですが、自己責任で

〇環境
・Windows 7
・iPhone 4 iOS 6.1
・AndroidLock XT 2.8.4


〇手順
まず、iPhoneのファイルシステムにアクセスできるソフトウェアを取得しましょう。
今回はiFunBoxを用いることとします。
.net Framework 4が必要です。


ダウンロードができましたら問題のiPhoneをコンピュータに接続します。
そしてiFunboxを立ち上げてください。
すると以下のような画面が立ち上がります。(バージョンによって異なります)


そこからRawファイルシステム⇒var⇒mobile⇒Library⇒Preferencesと階層を跨いでいき、com.zmaster.AndroidLock.plistというファイルをコンピュータへコピーしてください。


移動してきたファイルをテキストエディタ(わかる方はplistエディタでも構いません)で開きます。
今回はメモ帳を使いますが、iOSとメモ帳で扱う改行コードが違うため、改行されていないまま表示されます。なので一度ワードパットで表示し、中身をコピーしてからメモ帳に貼り付けてください。

そこにあるLockPatternキーを消します。どの部分を消すかは画像を参考にしてください。

※パターン数字は設定したパターンによって変動します。

書き換えが完了しましたら新規保存より文字コードをUTF-8にして保存してください。デフォルトのままでは文字化けする恐れがあります。

最後に元あった場所にコピーしてRespringまたはRestartしてください。




さて、いかがでしたでしょうか。これでAndroidLock XTのパターンは消去され、再びホーム画面にもどることが出来たと思います。AndroidLockはplistおよびxmlのキーからパターンを検出しています。今回の例ではEnableキーとLockPatternキーのみしかありませんでしたが、設定によればもっとある場合はあります。
Enableキーを消去またはfalseに値を変更する方法もありますが、パターン自身は残るため、変更できなくなります。
また、消去でもリセットが可能です。ただし、全ての設定がリセットされます。

ちょっと話がそれますが、AndroidLock XTを完全なパスワードとして利用している方はやめたほうがいいです。今のようにファイルシステムにアクセスさえできればパスワードは容易に突破できます。素人が触った場合はさほど問題はありませんが、暗号を突破しようとする人は純正すらも突破するほどなので注意が必要です。