ガランリンの脇台詞 *わきぜりふ* -2ページ目

ガランリンの脇台詞 *わきぜりふ*

伽藍琳(ガランリン)のブログ

10月に入って稽古場で、市村(正親)さんに2010年のモーツァルト!ぶりにお会いして、前と変わらずお元気で、前にも増してサービス精神に満ちたお茶目なお姿と、それでいて芝居になると厳しさの奥に愛が見える父レオポルド健在なお姿に、何だか涙出そうなくらい嬉しかったのです。

そして稽古も進みやはり2010年ぶりにアチネェ(阿知波悟美さん)にお会いして、あぁやっぱりこのかたが出てくると空気が変わる。その場で起きたことをすぐ拾って倍増させて笑いに変える芝居の腕は本当に本物で、ついつい一挙一動細部まで凝視してしまい、やっぱりすごく嬉しかったのです。

今回は(振付の前田)清実さんの計らいで、振り移し時のイニシアチブをまずは伽藍が取らせていただき、その後で清実さんが修正する、という形で進めています。現場を仕切る経験をできるだけ多く積みんしゃい、という清実さんのご配慮、大変ありがたく感謝。でも、ハッタリの効かない私はヨッシャ~楽しいぞ~! という域にまだ全然達していなくて(汗)、かなり綿密に予習をしていかないと稽古場に行けず、平静を装ってはいますが内心いつもヒヤヒヤです。あぁもっと要領が良ければ1時間は捲けたなぁと、反省する事も多く…

でも、そんな中、稽古場でもらえるみなさんからの刺激は何よりの原動力!連日、稽古が終わると疲労がないと言えば嘘になりますが、それでも精神的には元気百倍、いただいています♪

大枠は2010年の演出を踏襲していますが、人が変われば役作りも変わって当たり前。新キャストのみなさんはこれまでとまたガラッと変わったキャラクターで、今後の稽古がとても楽しみです!続投キャストもみなさん4年の間に沢山の舞台を経てきたことが感じられる変化があって、初日のステージを早く観たい! 全シーン振り移しし終わるまで、私はまだまだまだまだがんばらねばねばですが…(笑)

ミュージカルソングの中の女性デュエットを女二人で歌い綴る『LOVE & LIFE』シリーズ、待望の第6弾が決定しました!
「ぜひもう一度!」の声にお応えして、LOVE & LIFEのvol.1(2007年)とvol.2(2008年)の中から、選りすぐりのナンバーをお届けします。

改めて聴いてみると本当に心がキュンキュン鳴る、美しく哀しく陽気で泣ける、ステキな曲ばかり!愛と人生のあらゆる形、様々な側面を、珠玉のメロディで綴ります。

この秋はガラン、スタッフ仕事が多くなるので、ライブ予定はこの一日のみ!ぜひともお聴き逃しなく♪
11/27(木)、手帳にマルしてくださいマセ。
ご予約は 伽藍琳 まで^^


矢印詳細はこちらから

Witching Banquet LIVE vol.33

『Looking back on LOVE & LIFE 1, 2 』

佳田亜樹 / 伽藍琳
Piano: 高橋成太

2014.11.27 Thu. 
1st open 18:00  start 18:30(~19:30) 
2nd open 20:15  start 20:45(~21:45)
完全入替制

¥3,500+1drink別途 
※収益の一部を東日本大震災で被災された方に義援金として寄付させていただきます。

@恵比寿 天窓.switch 
・JR山手線・東京メトロ日比谷線『恵比寿』より徒歩10分
東京都渋谷区恵比寿3-28-4 ATOビルB1F

珠洲での『シンデレラ』無事終了。…?とは言い切れず(汗)テクニカルなトラブルには見舞われたのですが、東少ならではの長年の知恵とみんなの素晴らしきチームワークで乗り切りました!
海辺のとてもキュートな劇場、ラポルトすず、ミュージカルをやるのにはちょうどいいサイズの、近代的だけれど温かなぬくもりのある劇場でした。いらしてくださった皆さま、ありがとうございました。珠洲市、また行きたいです♪

例によってバスの中で夜を越し、今朝がた帰京。

今日は一日書類作成のタスクがあるので、さっきからずっとPCに向かってます。本当は5時過ぎに家について寝ずにそのまま頑張ろうかと思ったけれどやはり無理はしちゃいかんね、ベッドにちょっとだけと思って横になって、気づいたら3、4時間経ってましたf^^;ものすごい勢いで熟睡したおかげで、今日も何とか頑張れそう!がっつ。

さて。今度の日曜は石川県珠洲市で『シンデレラ』の地方公演。少し間は空きますが、9月もシンデレラ麻琴ちゃんの故郷=新潟県柏崎市と、プリンス和貴くんの故郷=三重県川越町でのステージが控えています。『シンデレラ』もいよいよラストスパート!

この後はしばらく私、スタッフのお仕事が続きます。

今は、9/30にNHKホールで開催される『岩谷時子メモリアルコンサート』(ステージング)と、11/15にセシオン杉並で開催するゴスペルコンサート『K-SOUL VOICE FEST vol.3』(こちらは制作を担当)の準備が並行して進行中。さらに、来年3月に上演のミュージカルの演出助手&振付助手の準備も始まっていて、来年4月以降の新たなお仕事のために随分前から着手している資料も今週が最後の修正&提出〆切、何だか文字にするとドドドッと一気に押し寄せてきている気がしますが、落ち着いてひとつひとつ丁寧に取り組んでいこうと思っています。

9月中旬からは、11/8初日の『モーツァルト!』@帝国劇場(振付助手)のリハーサルも始まります。そろそろ振り起こしもしなければ。

私が尊敬する演出家や演出助手の方々はみんな、2つ3つどころじゃなくもっと沢山の作品の打合せや準備が同時進行することなんて当たり前で、演出チームは一番早くからその作品を読み込んだり理解したりしなければならないから、いつ勉強しているんだろう、凄すぎる!と思っていました。近頃痛感するのは、演劇的テクニックだけでなく、複数の仕事を効率良く同時進行させるオーガナイズ能力がものすごく重要だということ。でもそれって、社会人ならできなきゃいけないことですよね、私もがんばらなきゃ。