『神の選択』 第二章 三 真理  その2 | 真実を求めて

真実を求めて

人は何故、この世に生を受け、一体何の為に存在しているのでしょうか。

その意味を、探求していきたいと考えています。


 サタンたちは他の分魂に欲を持たせて入り込み、その分魂に成り済まして他の分魂を油断させ、飲み込むという手段で力をつけていきました。彼らは神の決定する未来をも読み取れるため、戦いは混迷し、今に至ります。もちろん、神軍が優勢なので宇宙は拡大していますが、今や、地球人類の多くの魂がサタン軍の隠れ家となり、サタンたちのエネルギー(欲望)の供給源となって、太陽系の実体界において戦況を逆転させています。

 - 中略 -

 しかし、残念ながらサタンたちは神の光の届かぬ空間と魂の闇を住処として、三次元世界にも入り込みました。実は、神は三次元の闇をサタンの牢獄として封じ込もうとしたのですが、これも神の失敗となりました。といっても、天使、善神、龍神等は補佐しています。

『神の選択』より抜粋


 私達人間をはじめ、生物は栄養を摂らなければ生きていくことができません。

 同じ様にサタンたちは、魂が持つ欲望をエネルギー源として大きくなっていきます。


 地球人類の影の支配者・・・

 表向きでは人道支援団体や製薬会社、医療研究機関等々を立ち上げ、それらを援助している国際金融家達・・・

 実は彼らは悪魔崇拝者(サタニスト)です。


 彼らがそのほぼすべてを支配下に置くマスメディアが、人々の欲望を駆り立てるような報道を繰り返す理由がそこにあります。

 物欲・金銭欲・征服欲・性欲 etc..... 


 私達をアガペーから遠ざけ、彼らが神と崇めるサタンへ奉じるために、人々の心をあくなき欲望で満たし、すさませ、全人類の魂をサタンの要求するエネルギー源へと昇華させるべく、すべては謀れています。

 その過程で人々は知らず知らずに操られていきます。

  
 三次元は弱肉強食で、他者を栄養として飲み込まなければ生きていけない世界・・・

 つまり、サタンの法則に縛られています。


 理屈としてサタンを神と崇めることは叶っているかもしれませんが、そうじゃないでしょう。

 争いは更なる争いを呼ぶだけで、不毛の結果しか現れません。


 サタンの法則に支配されるこの三次元で、利己的な欲望に流されることなく打ち勝ち、自分自身にも、隣人にも、まったく知らない他人にも愛と優しさをもって接する。

 また、自らに課した己の人生の目標に対し、真摯に挑み、最善を尽くす。

 それこそが肉体界での修行といえるのではないでしょうか。

 
 各宗派により多かれ少なかれ、聖職者の禁欲生活が強制されています。

 よほど従順な方でもなければ、頭から欲望を押さえつけられても心から従うのはかなり難しいことでしょう。

 「清く正しくあるため」

というよりも

 「悪魔のささやきに打ち勝つことで魂をより育み、今生の命題と向き合い、喜んで人を助ける」

 そんな風になるための禁欲であり、強いられるものではなく大袈裟に言ってしまえば、むしろ俗人を含めたすべての人間が目指すべきところのものだと思います。




 すべてを我慢しろ、というのとは違います。


 足ることを知るのが大切なのです。



 欲望に流された生活をしていると悪魔に魅入られ、いつかはその片棒を担ぐ様になり、この世に命を授かってきた意味とはかけ離れたところへと行ってしまう・・・


 そんなお話です。