『青春の思い出に浸るべし。』
大人になり社会に出た轟。
いつもの様に出社するため
スクランブル交差点で信号を待つ。
すると
信号が変わると同時に
大切な帽子が風で飛ばされてしまう。
轟は急いで
帽子が飛んで行った方へ……。
そして
ある女性は足元に
飛んで来た帽子を…。
轟は
大切な帽子を見失ってしまう。
どこを探しても
見当たらない……
何故なら
帽子はすでに
ある女性が拾っていたからだ。
女性は
腕の中の帽子と
目の前の男性の後ろ姿を見て確信し
思い出す。
あの青春の思い出を。
そして女性は
轟の元へと走り
なにも言わず帽子を轟に返した。
女性はそのまま
走り去ろうとしたが……
振り返り最後には
素敵な笑顔で微笑んだ。
轟は懐かしくも
確かに見慣れたその笑顔見て
笑顔で微笑み返した。
そお。
この2人には
言葉など要らないのだ。。。
~~Fin~~
※本ストーリーは完全に
てら脳内でのストーリーです。