明るく楽しいナース達は、結構人をみている。笑 | GID memory

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FTMTSのGID関連ブログです。戸籍訂正が済んで、当時の気持ちを確実に忘れてしまいそうなのでここに記録しておこうと思います。
タイ滞在記ほか

ガモンホスピタルのナース達がいくつかの単語は日本語でも通じるというのは以前 書いたとおりです。


あ、ナースというか、入院フロアのナース(正看護婦。ガモンの場合、白いナース服とキャップ。)とナースエイド(お世話をしてくれる子たち。ガモンの場合、たしか薄緑色かな。キャップはない)ですね。


やはり術後の患者を面倒みるから、日本人と接する時間も増えますし、興味ももってくれるんでしょう。

一人すごく面白い日本語の長文自己紹介をしてくれるフィリピーナがいるので、行かれる方は探してみてくださいねにひひ


他のフロア、例えば手術のフロアとは基本的にスタッフは別体制なので(ときどき「あれ?今日はこっちにいるの?」とシフト応援しているのも見かけた気はしますが)、オペのときのナースや助手たちが片言でも日本語で語りかけてくれるということはありませんでした。

手術がはじまったら患者は麻酔で気絶してますしね。笑 

日本人患者と「会話」することは業務上ほぼないので覚えないのでしょう。(4回オペしましたけど一度もなかったので、たしかかとw)




マンペンライの国、タイ


という表現は、このブログでも何度か書いていますが

なにがマンペンライなのか。。。

実際みないとよくわからないですよね^^;



一部ご紹介すると・・・


まず、入院中に薬の時間にもってくるのをつい忘れる。


クリーニング(消毒)をうっかり忘れる。


もってきたものを、部屋においていき、そのまま出ていく(忘れてるww)


と。忘れることは、日常茶飯事です。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:




あれ、忘れてるのかな?と思ってこちらから尋ねたら

「・・・あビックリマークえっ

という反応をされることが多い。笑



これらは、「すべきことを忘れる」という話ですけど


いやいやまだまだ・・・



頼まれたことも忘れますからww ←でもこれもよくあること( ´艸`)


(*さすがに頼まれたことまで忘れると、スタッフ同士でも「あの子は、ああだからガーン」みたいな扱いになっていた気がしますw)




いちいち目くじらを立てると、疲れてしまうのでそのくらい多い。笑笑


郷に入っては郷に従えキラキラ


この言葉を念頭に、はやめに「ここはタイなんだな~~。」と暑さに頭もとけた方が精神衛生上良いですよ音譜

ぶちぎれて怒鳴っちゃう人もなかにはいるみたいですけどねww



ただ、ちゃんとすべきことを処置しないと、自分の回復に影響が出てくるので(そりゃそうだ汗


正規のスケジュールは自ら押さえたほうがいいです。φ(.. ) ←ここ大事


何時ごろ、何があるのか。

消毒、食事、検温、医師の検診、服薬、スタッフのシフト交代時間 等々






ほかにも日本と違うことはいっぱいあります。


病室の出入りもお構いなしで、どたんばたん


楽しく歌ったり、患者で遊んだり。笑


不安でいろいろ聞いても「ダイジョブ、ダイジョブ」と言いながら、笑い飛ばしてくれるのはいいのだけれど、


やってほしいこと、確認をお願いしてたことも忘れるしww でも、すぐあやまって、ちゃちゃっとやってくれる基本はとても親切で真面目な子たち。(ガモンの子たちはみんな仲良しで雰囲気もいいんです)





そんな様子にもすぐ慣れて、「これはこれで気楽でおもしろいなにひひあせる」と思うようになった頃。。



いつもの定例クリーニング(午前と午後に病院の3階で患部のクリーニングをします)のために、下へエレベーターで降りていったのですが


・・・・・・・・・?


なんだか皆の様子がおかしいんですよね。。


Rちゃんなんてまっすぐ立ってるし


みなさんおしゃべりもせず、いつもと違う表情(つまり真面目な顔)←失礼ww


そしてどこかぴりっとしている。



(・・・・・・何かトラブルでもあったかな)


と思い、私も声をひそめて、日本人スタッフの役所さん(仮名)に「何かあったんですか?」と聞いたところ


「え? 何もないよ。どうして?」と役所さんだけはなぜかいつもどおりwww ←ごめんなさい、思い出したら笑ってしまったw


「いや、・・・なんだかみんな静かじゃないですか??」となお言って周囲を見渡す。



そうしたら。


彼女なんて言ったと思います?


私は忘れられませんよガーン


「うーーーん。はてなマークはてなマーク あひらめき電球 奥さんが来てるからじゃない???^^」



memoメモ

ガモンホスピタルは、個人病院です。

ガモンホスピタルは、タイのミスコン にも特別実行委員で関わっている(向こうで知りました)。

ガモン先生を看板医師に、その奥様が経営者。夫婦はとても仲良し。

私が滞在中も数回、奥様のかけごえで人員配置から何からいろんなことが刷新されてました。




・・・!!!


人を見て態度かえてるんじゃんガックリガクッ







奥様とは仲良くした方がいいですよ~

(といっても、とても良い人ですから、おべんちゃら?とかはまったく不要。礼儀の問題ですね)




そうそう、私はアテンド会社をとおさず直でいったので

術後経過が悪化していく際、当然いろいろ先生とやりとりがあったわけです。ガーン


それは、日本人としてはインフォームドコンセントの範疇の感覚なのですが、そして先生も多少は日本人のそういうところを理解している?(理解しようとはしてくれている?)のですが、、

ここだけの話、周囲の子たちはそういう視点でみてませんからね。


お医者様は神様です。の時代が日本にもありました。

医師の言うことは絶対、という感覚がまだタイはとても強いのだと思います。

そう感じる瞬間が、滞在中何度もありました。


滞在中はナースやスタッフとともかく仲良く楽しい時間をすごしたいラブラブ

という人は、たしかなアテンド会社さんを雇われた方がいいです。


もし、トラブルが生じたら、直でいった場合、交渉は自分でやらなければならない。

それは、自分の代わりに医師やスタッフに質問したり、ときには処理ミスを注意したり、そういう「矢面にたってくれる人」をもたないということですから。



(タイ人の日本語ができる子に尋ねたことがあります。「患者とはトラブルになったりするの?」と。その子はいいました。「お客さんはみんないい人。トラブルとかないニコニコラブラブ。でも、アテンダーさんは良く怒ってるガーンダウン。」。・・・そういうことです。)





このブログをはじめた頃、「アテンドなのか、直なのか」のテーマでいくつか記事を書きました。

向き・不向きってあるのだと思います。

何が起きても自分で打開していく覚悟も、必要ですね。