GIESSWEINの特徴的な素材であるボイルドウール、圧縮ウールについて説明したいと思います。
私もよく知らなかったので、先日チロルへ行って、聞いてきました。
これはGIESSWEINの生地のアップです。
わかりやすいように、バッグの生地を撮ってみました。
これだとわかりにくいかな?
この生地は、天然ラムのバージンウール100パーセントでできています。
染料は天然の、食べても害のないレベルの安全度の物を使用しているんですよ!
その説明はまた後日改めてするとして。。。
ニットを編んで、それをボイルして縮めて作っています。
ボイルドウールはチロルでは伝統的な素材で、2000年前ごろから一般的に使われていたんだそうです。
1954年、編み物が得意だったエリザベスギースヴァインさんの編んだニットを、旦那さんのウォルターギースヴァインさんがうっかり間違えて洗濯機(ヨーロッパの洗濯機はお湯洗いです)でお洗濯したら、洗いすぎてしまい、縮んでしまったんだそうです。
なんとうっかり。
で、そのもったいない縮んでしまった生地は、昔みんな来ていたボイルドウールじゃん!なかなかいいんじゃない?てことで、試しにそれでジャケットを作ってみて、ウォルターさんが自転車で売ってみたのが始まりだそうです。
ちなみにその販売をはじめに開始した場所が
ブリックレック駅の駅前の、ココです。
今は当時より広くなったお店があります。
この後ろに、大きな工場と、本社ビル。
そして隣にアウトレットショップもあります。
ブランドが始まった記念の場所を、後ろに拡大していく形で、今の会社があるんだそうです。
話がずれました。。。
ボイルドウールの話に戻りますね!
編み方、糸の種類、ボイルの仕方などで出来上がってくる生地は様々な種類がありますが、どれも天然のウールの持つ
・保温性の高さ
・通気性のよさ
・形状が安定している
・耐久性がある
・パール効果
・湿気を感じさせない最高60%の水分吸収率
・弾性材のため着心地が非常に良い
等の特色を持っています。
最後の、弾性材のため着心地が、というのは少しわかりにくいかもしれませんね。
ニットを縮めて作られているため、この素材は縦横斜めにそれぞれ伸縮性があるんです。
例えば織物の生地の場合、斜めには伸縮性がありますが縦横には伸びませんね。
そして見た目が似ているので良く混同されるフェルト素材なのですが、フェルトはウールの繊維一本一本が絡んで固まっている素材なので、縦横斜めどの方向にも伸縮性はありません。
また、加工の仕方などで違いはあるようですが、後述するお洗濯は、不可能なものが多いようです。
もちろん、靴の形状を損なったり、履き難かったりするほど伸びるではありませんが、履いていて足が自由に、楽にいられるとてもソフトで足に優しい履き心地です。
ブランケットを履いているみたい!と言ってくださったお客様がいました。
まさに!て感じ!!
そしてなんといってもGIESSWEINの特色は洗えること!
ネットに入れて、洗濯機でお洗濯していただくことが可能です!
(社長は、お湯でいいよ!と言っていましたが、日本の洗濯機はお湯洗い機能ないですもんね。
でも、お湯でもいいそうです。お風呂で洗っても大丈夫)
ラムのバージンウールを使っているということは、ウールの中でも高品質な、繊維の長いモノを使っているので、洗ったからと言ってボロボロしてくることはありません。
そしてとっても丈夫です。
水玉や
ヒョウ柄
それにグラデーションなんかの模様も、あとからのプリントではなく、ニットに編むときの模様編みで柄を出しています。
よく見ると編目が見えるものもありますよ。
ジャケットなどを着ると、その「軽くてあったかくて伸縮性がある」という特色が特によくわかります。
見た目ジャケットなのに、着心地はセーターですもん。
そしてさすが天然素材だけあって、適温を保ってくれます。
私、東京でも、沖縄でも、奈良でも、ジャケット来ています。
暑くなりすぎないんですね。
着心地だのなんだの話し始めるとまた長くなるので今日はこの辺で。
ではまたо(ж>▽<)y ☆
私もよく知らなかったので、先日チロルへ行って、聞いてきました。
これはGIESSWEINの生地のアップです。
わかりやすいように、バッグの生地を撮ってみました。
これだとわかりにくいかな?
この生地は、天然ラムのバージンウール100パーセントでできています。
染料は天然の、食べても害のないレベルの安全度の物を使用しているんですよ!
その説明はまた後日改めてするとして。。。
ニットを編んで、それをボイルして縮めて作っています。
ボイルドウールはチロルでは伝統的な素材で、2000年前ごろから一般的に使われていたんだそうです。
1954年、編み物が得意だったエリザベスギースヴァインさんの編んだニットを、旦那さんのウォルターギースヴァインさんがうっかり間違えて洗濯機(ヨーロッパの洗濯機はお湯洗いです)でお洗濯したら、洗いすぎてしまい、縮んでしまったんだそうです。
なんとうっかり。
で、そのもったいない縮んでしまった生地は、昔みんな来ていたボイルドウールじゃん!なかなかいいんじゃない?てことで、試しにそれでジャケットを作ってみて、ウォルターさんが自転車で売ってみたのが始まりだそうです。
ちなみにその販売をはじめに開始した場所が
ブリックレック駅の駅前の、ココです。
今は当時より広くなったお店があります。
この後ろに、大きな工場と、本社ビル。
そして隣にアウトレットショップもあります。
ブランドが始まった記念の場所を、後ろに拡大していく形で、今の会社があるんだそうです。
話がずれました。。。
ボイルドウールの話に戻りますね!
編み方、糸の種類、ボイルの仕方などで出来上がってくる生地は様々な種類がありますが、どれも天然のウールの持つ
・保温性の高さ
・通気性のよさ
・形状が安定している
・耐久性がある
・パール効果
・湿気を感じさせない最高60%の水分吸収率
・弾性材のため着心地が非常に良い
等の特色を持っています。
最後の、弾性材のため着心地が、というのは少しわかりにくいかもしれませんね。
ニットを縮めて作られているため、この素材は縦横斜めにそれぞれ伸縮性があるんです。
例えば織物の生地の場合、斜めには伸縮性がありますが縦横には伸びませんね。
そして見た目が似ているので良く混同されるフェルト素材なのですが、フェルトはウールの繊維一本一本が絡んで固まっている素材なので、縦横斜めどの方向にも伸縮性はありません。
また、加工の仕方などで違いはあるようですが、後述するお洗濯は、不可能なものが多いようです。
もちろん、靴の形状を損なったり、履き難かったりするほど伸びるではありませんが、履いていて足が自由に、楽にいられるとてもソフトで足に優しい履き心地です。
ブランケットを履いているみたい!と言ってくださったお客様がいました。
まさに!て感じ!!
そしてなんといってもGIESSWEINの特色は洗えること!
ネットに入れて、洗濯機でお洗濯していただくことが可能です!
(社長は、お湯でいいよ!と言っていましたが、日本の洗濯機はお湯洗い機能ないですもんね。
でも、お湯でもいいそうです。お風呂で洗っても大丈夫)
ラムのバージンウールを使っているということは、ウールの中でも高品質な、繊維の長いモノを使っているので、洗ったからと言ってボロボロしてくることはありません。
そしてとっても丈夫です。
水玉や
ヒョウ柄
それにグラデーションなんかの模様も、あとからのプリントではなく、ニットに編むときの模様編みで柄を出しています。
よく見ると編目が見えるものもありますよ。
ジャケットなどを着ると、その「軽くてあったかくて伸縮性がある」という特色が特によくわかります。
見た目ジャケットなのに、着心地はセーターですもん。
そしてさすが天然素材だけあって、適温を保ってくれます。
私、東京でも、沖縄でも、奈良でも、ジャケット来ています。
暑くなりすぎないんですね。
着心地だのなんだの話し始めるとまた長くなるので今日はこの辺で。
ではまたо(ж>▽<)y ☆