お久しぶりです。


ちょっと時間が出来たんで、Blog書きます。


今4522敗の記憶「ホエールズ~ベイスターズ涙の球団史」という本を読んでいます。

今まで大洋、横浜、De-NAと、これまでに在籍した選手達、今も頑張っている選手達を、愛情深い視点から、インタビューした話も交え、書かれていて面白いのですが、その中でも筆者が思い入れがあるのか、ひときわページを割いて書いている選手に、古木克明という選手がいます。


詳しくはリンクを見てもらえれば(判るかな。。。。)



僕はこの古木選手は、甲子園で活躍してたのを見てました。


この年は結構その後のプロ野球で活躍する選手が甲子園でも多く、はっきり覚えています。


ドラフト1位でベイスターズに入ったものの、結局彼は守備が下手すぎる事から、レギュラーから離れていき、オリックスにトレードに出され、そしてそこでも戦力外になり、格闘家を目指し年末の格闘イベント「ダイナマイト」で格闘家デビュー。



確かデビュー戦は惨敗(観たけど酷すぎて覚えていない)



でも、彼は打者としては溢れる才能を持っていたという事を、疑わない人も多い。


ただ、あまりにも守備が下手だった様です。


4522敗の記憶の中で、本人談としてこんな事が書かれている。


以下抜粋

「今になってグローブを下から出すって言う意味がわかるようになったんですよ。」


格闘家もやめて、デーブ大久保氏の野球塾でトレーニングをつんでいた時、元西武の清家政和から守備の基本指導を受け、やっとグローブの使い方を理解出来たというのだ。



「ビックリしますよね。僕の場合守備が下手クソだとずっと言われて、上手くなろうと練習を散々やって来ましたけど、基礎練習を徹底的にやるコーチには巡り会えなかったんです。だから『グローブを下から出せ』と口を酸っぱくして言われても、どうしたら下から出せるのかが、解らない。『プロなんだから当たり前だろ!』という感じで、誰も教えてくれなかったんです。だから恐かったですよ。それがわからないままに、1軍で下手に結果を出してしまったので。」



この文章を読んで、ドキッとするは僕だけではない筈です。



プロ野球選手と比較するはおこがまし話ですが、どんな仕事でも、サロン都合、今の現状優先的な考えから、本来与えておかなければいけない、基礎的な情報、技術、そう言うものが軽視されがちなご時世です。



彼はまだ32歳



年齢から現役を諦める年齢ではない。



彼はいま、ハワイの独立リーグで、選手として野球を続けています。



たら、れば、の話は無意味かも知れないけど、彼がもしちゃんとした
守備を学んでいて、あれほどの酷い守備をせず、安定した守りをしていれば、多少の不振でも、チームは彼の打撃がよくなるまで使いながら待つ事も出来たでしょう。



ただ彼に取って悲劇だったのは、レギュラー生き残りをかけた一番の争点であった守備で、基礎を知らずに、打撃の方で結果を出し、それ故に人にも聞けない状況を作り上げてしまっとことではないでしょうか。



聞くは一時の恥




聞かぬは一生の恥





そして彼は一時の恥を忍んで、教えを請い、一から守備を学び直し、ハワイで好きな野球取り組んでいる。



古木選手の取り組みに凄く感動しました。



が、それと同時に、自分の仕事に置き換え、一人でもそう言う思いをしないで済む様な事を考えていきたいなって思いました。



だからこれはblogに書かないといけないと^^



g.D.Cでは基本動作を繰り返し教える事に重点を置いています。




だからこの考えに凄く共感してしまったのです。




受講生の皆さん



辛くても、しんどくても、基本動作をしっかりやりましょう!




g.D.C東京クラス(国立)が来年度からスタートします。


16期ベーシックカット 東京クラスの募集(のこり少ないのでお早めに)
https://www.facebook.com/events/525718510834748/


また札幌クラスも2月から始まります^^

g.D.Cベーシックカット 札幌クラス
https://www.facebook.com/events/393365504117227/


色々お声もアリ、人数次第ですが、来年は5月くらいには、長崎辺りでの開校も考え中です^^



よろしくお願いしますm(_ _ )m






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