このブログは美容師に向けた、カットについてのブログです。
カットが上手くなりたい
でもなかなか上達しない
そういう人に読んでもらえると、きっと何かの役に立つんじゃないかなぁって思って書いてます。



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僕が一番最初に書いた記事です



初めての方はここから読んで下さい^^






久々の更新です。



なんか小難しいタイトルですが、小難しい話をするつもりはありません。



最近自分の中で画期的だ!と思えた事があります。



それは削ぎのレッスン方法を少し変えた事。



基本的な事はほぼ変わっていないのですが



伝え方や、表現の仕方を少し変えました。



ただ最近とっても強く感じるのは



どんなに方法論を変えても、どんなに画期的似思える伝え方でも、



実際にそれを実践するのは自分の身体な訳で、



この身体を鍛えない事には結果には繋がらないと言う事。



とってもいい勉強をして、これは凄い!ようし!



と意気込んでみたものの、なかなか結果に繋がらない



そう言う経験は巷には腐る程と溢れているのではないでしょうか。



これは難しい話ではなく、単に頭で考えたその通りに身体を動かす為の、



神経系統、健、筋肉、と言った部分の
その時点での命令系統が整ってないだけの話なんです。



極端な話



鏡を見ながら右手を上げようとしてるのに、左手を上げてしまう様な



思ってる事と、実際にやってる事が違う



それが、なかなか上手くいかない人の、根本的な原因だと思うんです。



だから、そう言う部分に原因がある場合、いくら方法論を学んでも



結果に繋がりにくい。



というか、繋がらない。



結果が出ないから、違う方法論へ。。。。



コレを繰り返してしまう人は、意外と多いのでは?



ここで大事になってくるのは、




正しい形での反復




レッスン中のズレの修正です



反復なくして、身体は言う事をきいてはくれません。



でも反復だけでもダメなんです。



記憶と言うのは曖昧なもので、時間とともに薄れていきます。



だからレッスン中ににそのズレを修正してもらう事が大事になってきます。



反復と修正を繰り返しながら、身体への命令系統は整備されていく訳です。



現在g.D.Cのアドバンスコースでは



ゾーンセニングを中心据えて、削ぎ全般をみっちり覚えるコースとなっています。



基本的にはセニングシザーを使わないでのコントロールを覚えて



その上で、セニングシザーを使ったプレセニング等も使った、サロンワークに必要なカット術を学びます。



ここでも、やっぱり結果が出る人と出にくい人はいます。



削ぎを学ぶ上で、凄く重要な事はいくつかありますが



無限にパターンがある訳ではなく



どのスタイルにも通じる様なものは存在します。



これは、ワンパターンのスタイルを造ると言う意味のパターンではなく



全てのスタイルに通じる、法則の様なものです。



或る程度それを覚えたら、



意識するのは骨格からのパネルを引き出す角度が大事になってくるのですが



上手くいかないケースでは、ベーシック同様に、大抵同じ様なミスがあります。



例えば
背の小さな女性スタイリストの場合



オーバー側に削ぎを入れる為に持ったパネルのリフトアップが甘くなり易い。




どんなに意識してても、甘くなり易いんです。



大げさに言うなら、人体の力学的な問題なのです^^;



これによってオーバセクションへののセニングLが



思っているよりもアングルが浅くなり、
パネルの下の部分を深く切ってしまう事になります。



結果フォルムが四角くなってしまう。



もちろんコレだけではありません。



削ぎが上手くいかない原因も、思った通りに身体が動かない事に起因している場合、自分ではどうにも直せない事が多いのです。



ここを切ろうと思い、脳の命令を受けて動かした手が、思ってた部分と違う部分を切ってしまう。



こんな失敗が実は非常に多いのです。



セニングシザーばかりが悪者扱いされる事も多い様ですが(笑)



時にそう言う失敗は、
セニングシザーでの酷いカット以上に、酷い状態を作る事もあり得ます。



自分では正しい事をしているつもりなのに、実際は違う事をしてしまっている。



そして何で上手くいかないかが解らない。



こちらも出来上がったスタイル見ても、何でそうなっちゃったのかがわからない(汗)



そう言うケースを何度も見てきました。



そして、今現在、解った事があります。



こういった状態になってしまう仕事を修正するには、



実際に
正しい動きを手取り足取りし動かして、その動きを身体に覚え込ませる事しかないと言う事。



身体には一度やった事動作を記憶する能力が、少なからず誰にも備わっています。



だから正しい動きを実際にやってみて、身体に覚えさすと言う事が大事になってきます。



そして、更に大事なのが反復



途中ズレていたら、また修正して



からの反復



コレの繰り返しが、何よりも効果的。




逆にそれを曖昧なまま覚えてしまうと。。。。



間違えたまま覚えてしまうと。。。。。



間違えたままの反復程、無駄で、恐いものはないと思う訳です。



セミナーに行く自分の目的がなんなのか?



理論、方法論は、セミナーへ行って教わる事で学ぶ事は出来るし



書き取ったりして、頭に入れる事が出来ます。
(まあ、コレも使わなければ忘れてしまいますが。。。)



ただ



情報を整理するという事と



実際に身体を動かしてそれを再現すという事は




凄く密な関係にあるのですが





必ずしも連動はしないという事を




僕らは改めて認識する必要があると思うんです。






連動させる為には、「大事なピース」が一つあります。




それは
正しい反復




それがすっごく大事と言うお話でした^^




g.D.Cベーシック
では、シェープとシザーワークを徹底するという事を意識させる事で、一つの結果を導けたのですが




現在のプログラムは、削ぎにおいても、同様の成果を出し始めています。




コレからアドバンスを受講する方、受講中の方




最高の結果へ向けて頑張っていきましょう^^